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クリミナル・マインドシーズン10第12話「英雄の死(Anonymous)」のあらすじと感想

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奇妙な連続殺人事件がフロリダで発生!


犯人は被害者を安全な場所に送り届けて殺害?

殺害前に911コール?

殺害に乗り気じゃない?


謎に隠されている解決の種を一つ一つ見つける
ホッチたちのチームプレーに注目!


そしてロッシは大事な人の死に直面…


エピソードを超えた思いがつまる
クリミナル・マインドシーズン10第12話
「英雄の死(Anonymous)」のあらすじと感想です。





「英雄の死」あらすじ

娘ジョイと家族に会えることを心待ちにしていたロッシのもとに
思いがけない訃報が届いた。

ハリソン・スコットが、骨肉腫で亡くなったとのことだった。


ロッシは予定を変更し、神妙な面持ちで一人ロサンゼルスに旅立つ。


一方のBAUメンバーたちは、フロリダ州タラハシーで発生した不可解な事件の捜査にあたることになった。

3日前、ベティ・ライト(Betty Wright)という黒人女性が
病院の前で死亡しているのが発見された。

ライトは病院から10マイル離れた場所で交通事故を起こしており
犯人がライトを病院まで運び、そこで彼女を射殺したのだった。


同一犯による事件は以前にも発生していて
クリフ・ダニエルズ(Cliff Daniels)という黒人男性が
教会の階段で、やはり射殺体となって発見されている。

両方の事件で同じ銃が使われたことから
同一犯によるものと断定されたのだった。



現地へ急ぐホッチナーたちのもとに
今度はヴィクター・ホール(Victor Hall)という
白人男性が撃たれたとの報告が飛び込む。


ホールの友人によると、その日はホールとともにカウンセリングを受け
建物の中から出てホールと別れたあとに、事件は起きたという。


友人はホールに襲いかかる犯人の姿を目撃しており
犯人は始めにヴィクターの頭を殴った後、銃を頭に向けたが
どこを狙おうか迷ってるような行動を覚えていた。

さらに、ホールの方を振り向いたのはサイレンの音を聞いたといい
犯人が自ら事前に電話をかけた可能性が強まる。


ダニエルズ検死結果の報告を聞くリードとケイト。
犯人はダニエルズの頭に銃弾を打ち込んだものの
ダニエルズの直接の死因でないことに2人は疑問を抱く。

犯人は被害者を殺害するのが目的ではない?


911通報から、ホールが殺害されるまで
時系列で分析を行ったホッチナーたちは
犯人が被害者を生かそうとしているのではないかという可能性が浮上する。


そんな中、新たな事件が発生。

犯人は犯行前に911に電話をかけているが
新たな被害者は他の被害者と違い5発の銃撃を受けており
初めから殺害目的であったような状態だった。


ガルシアの調べで、ダニエルズが教会の前で発見された日
いつも行われている礼拝が、たまたまキャンセルされたことがわかる。

そのため、ダニエルズは発見が遅れて死亡した。

それを回避するため、以後911に電話をかけてから被害者を襲うようになった。


なぜ犯人は被害者を生かそうとするのか。

犯人の不可解な行動を理解するため
ホッチナーたちはもう一度ライト殺人現場の監視カメラを分析する。


監視カメラには、犯人がライトを病院の前に置いてから殺害するまでの
一部始終が収録されていた。

映像を見ていたホッチナーは
犯人がライトの腕のブレスレットを見てから態度が変わったことを見逃さず
さらに分析を進めると、ライトの腕につけていたブレスレッドは
メディカルアラートブレスレッドで、ライトは臓器ドナー登録者だったのだ。


そして、これまでの被害者がみな臓器ドナー登録に登録していることがわかり
ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。

・アンサブは50代前半から半ばの白人男性
・被害者全員が臓器ドナーであり、臓器提供が間に合うよう計算して犯行を実行している
・一番目の被害者であるベティ・ライトの件では、犯人はメディカルアラートブレスレッドを見たが
他の被害者がドナー登録者であることをどうやって見つけたのかは不明
・犯人はおそらく自分自身または家族のため臓器が必要だが、臓器が不足しているため
自分の手で手に入れようとしている
・4番目の被害者デール・クロフォード(Dale Crawford)の場合
犯人はクロフォードがアル中で薬物依存症であることとは知らず、ミスを犯している。
クロフォードの臓器は傷つき、臓器提供者としては劣悪である。
クロフォードに過剰殺傷が現れていたのはこのためだ。
・この失敗が、犯人の犯行を加速させより凶悪になる可能性がある。


やがて新たな事件が発生するが
今度の被害者は、臓器提供者ではなく、移植待ちの患者であった…



「英雄の死」の感想

犯人は始めからわかっていましたが
「殺人に消極的なシリアルキラー」という設定が
クリマイにしてはなかなか新鮮でしたよね。

なぜ犯人がそうするのか、理由はどんどんわかっていきますが
そうなるなら、始めからそうすればよかったじゃん
と言いたくなる終わり方でしたね(;・∀・)


犯人が臓器ドナーかどうか、どうやって見つけるのか
その方法がわかったときには
「なるほど!」という感じでした。

犯人の気持ちはわからないでもないけど
そのために大事な命を幾つも奪うというのはやっぱりダメですよね。


クリマイですので、事件が起こる、プロファイリングで解決する
というのがメインですが、今回は邦題にもあるように
ロッシとスコットのほうが印象に残りました。


ホッチ、すごい、やっぱりホッチ!

まあ、今更ですけど
捜査の進展の大きな転機になったのが
ホッチが監視カメラを分析して

ベティの腕のブレスレットを見た時
犯人のボディランゲージが変わったことを見逃さなかったところ!


さすがや、さすがBAUのリーダーや!

と、興奮してしまいましたね~(笑)


そんなすごいことを涼しい顔してするので
もう、ホッチの魅力大爆発!
の瞬間でした。


トニー・ベネット

ロッシが娘ジョイをランチに誘い
「トニー・ベネットの曲を演奏するイタリアンレストラン」
に行こうと言いますが、トニー・ベネットは、アメリカの大御所歌手。

イタリア系アメリカ人で、1950年代から1960年代にかけて
「ビコーズ・オブ・ユー」
「コールド・コールド・ハート」
「霧のサンフランシスコ」
といった大ヒット曲を飛ばし、一時代を築きます。

その後もコンスタントに曲をリリースしたり
若手歌手らとデュエットしたり、人気や活躍の場を広範囲に広げています。

2016年で90歳を迎えましたが
まだ現役で、第一線で歌っているというのがすごいです!


ロッシとスコット、ジョー・マンテーニャとメシャック・テイラー

再会以来、衝突しながらも温かい友情を育んできたロッシとスコット。

今回は悲しい別れになってしまいましたね。

スコットの息子、トーマスによれば
ロッシとスコットが最後に会った時(「帰郷」
すでに自分ががんに冒されて死期が近づいているのを知っていたそうです。


なんか、頑固者のハリソンらしいというか
でもやっぱり何も言わずに去ってしまうなんて、悲しいですよね(/_;)


好きなキャラクターだっただけに、これは寂しいですが
ハリソン役のメシャック・テイラーも
2014年に直腸がんで亡くなっています。

クリマイのエピソードが、彼の最後の出演になったそうです。


実はジョーとメシャックは、44年来の友人で
役者として初めての仕事も一緒
そして最後の仕事も一緒だったとか。


「帰郷」の中で
ロッシとハリソンが中華を食べていて
ロッシがフォーチューンクッキーを開けるようにハリソンに勧めますが
ハリソンがそれを拒むというシーンが有りましたが

ハリソン同様、メシャックも、自分の命がもう長くないことを知っていたようですね。


だからなのかな、メシャックの演技にはすごく感情が揺さぶられましたし
ロッシとハリソンの強い絆というか、つながりを強く感じずにはいられませんでした。



そして、今回のエピソードで一番感動的で
一番強烈に印象が残ったシーンが、最後のハリソンの葬儀シーン。


ロッシはガルシアに頼んで、ハリソンと縁のある
ベトナム時代の戦友を探し出し、葬儀に参列しますが
この人達は実際のベトナム戦争時代のベテランたちで
ロッシの友人の一人、空軍大佐も出演しています。

さらに、アメリカ国旗をトーマスに渡した人物は
本物の3つ星将官で、海兵隊式の葬儀は、実際に行われる場合とほぼ同じなんだとか。


今回のエピソードは、ジョー・マンテーニャが監督しましたが
丁寧に作られていたんだなあ、と改めて感じました。


ロッシがハリソンに敬意を表する気持ちと
ジョーがメシャックを偲ぶ気持ち両方が、ストレートに伝わってきたのが
この葬儀のシーンでした。

トーマスじゃないけど、ぐっときすぎて涙こらえるの辛かったです(´;ω;`)


私の好きなエピソードの一つに決まりです♪


Mended Souls

ロッシがハリソンの棺にパープルハート章を置きますが
そのときに流れていたのがCasey HurtのMended Souls。




いつもながら、シーンに本当にマッチしてますよね。
文句のつけようがないです!



パープルハート章

ベトナム戦争時代、負傷したロッシに
ハリソンが渡したパープルハート章。

これは、名誉負傷章のことで
戦地で負傷したり死亡したり、行方不明などになったアメリカ軍兵士に対して送られる勲章です。


記章の表面にはワシントンの胸像レリーフが
裏面には“FOR MILITARY MERIT”という文字が彫られています。


1932年に、マッカーサー陸軍参謀総長(当時)によって始められましたが
その前身は、アメリカ独立戦争に遡り、ジョージ・ワシントンが1782年に制定した
バッジ・オブ・ミリタリーメリットです。


ちなみに当初の記章は、ハート型の紫色の布片でした。




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クリミナル・マインドシーズン10第13話「ギデオンの遺言(Nelson’s Sparrow)」のあらすじと感想

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あのギデオンが凶弾に倒れた( ̄□ ̄;)!!


は、犯人はどいつだ~!


悲しみと悔しさを噛み締めながら犯人を探すホッチたち
そして明らかになるギデオンらしい足跡と
何十年も前の未解決事件の犯人との関連性!

ホッチたちが偲ぶギデオンの思い出と
若き日のギデオンとロッシに注目!


脚本を手がけたエリカ・メッサーとクリスティン・ヴァンガスネスのセンスが光る
クリミナル・マインドシーズン10第13話
「ギデオンの遺言(Nelson’s Sparrow)」のあらすじと感想です。





「ギデオンの遺言」あらすじ

元BAUのギデオンが、自宅で射殺体となって発見された。


ギデオンがBAUを去って8年、予期せぬ再会に
ホッチナーたちは悲しみを無念さをにじませながら捜査を開始する。


ギデオンが見つかった自宅の山小屋周辺にはタイヤ痕はなかったが
犯人はハイパワーライフルを所持している可能性が高く周辺道路は検問が行われていた。


ギデオンの自宅周辺を調べていたロッシとホッチナーは
犯人のものとみられるサイズ10の足跡を見つけた。


そこから自宅までの距離は、致命傷を追わせるには難しい距離で
2人は、犯人はギデオンに自分の正体を知らせるため
まずはじめに負傷させてから家の中に入り
その後室内でとどめを刺したことから
ギデオンを恨む人物の犯行と分析する。


しかし、ギデオンは1975年からプロファイラーとして活躍し
引退するまでの40年間で、人数を把握するのが難しいほど犯人を逮捕したため
その中から犯人を探し出すのは困難を極めた。


ギデオンの検死結果を聞くモーガンとリードだったが
ギデオンの死がショックで動揺を隠せないリードの様子を見たモーガンは

気持ちが落ち着くまで、と
リードを一人残し、部屋を出た。


ギデオンの自宅で
ギデオンの最後の足跡を調べていたJJ、ケイト、ガルシアの3人。

クレジットカードの履歴から
ギデオンはジャクソンビルから急遽自宅に戻ろうとしていたが
なぜか自宅から1時間しか離れていないロアノークで1泊していたことを発見する。


リードは3人に、もしかしたらギデオンは
元恋人のサラのような女性と出会ったのかもしれない、と見解を述べる。



現場検証を行っていたロッシとモーガンは
ギデオンがなぜか犯人が立っていたと思われる場所と
別の方向に1発銃弾を撃っていたことを発見
その銃弾はちょうど鳥の絵に当たっていたが
それを見たロッシは、ギデオンは、自分たちに犯人を知らせるためということに気がつく。



ロッシはリードを誘ってBAUの前身である「BSU(行動科学課)」のオフィスを訪れる。

そこで40年前に起きた未解決事件のファイルを取り出し
ギデオンを殺害した犯人が、同一犯である可能性を示唆した。


ギデオンとロッシが捜査していた事件とは
1978年、ロアノークで発生していた
3人の女性が殺害されるという連続殺人事件。

被害者の女性はいずれも20代でブルネットで
首を絞められて殺害されていた。

さらにギデオンが注目したのは
被害者の手には鳥の死骸が握られていたことだった。


捜査を続けていたギデオンとロッシだったが
その後殺人はピタリと止み、未解決事件になってしまっていたのだった。



ロッシは、ギデオンがロアノークで急遽滞在したのは
何か発見し、再び犯人を探し始めたのでは
それに犯人が気づいたため、ギデオンは殺されたのではないかと推測したのだった。


ロアノークで発生した殺人事件について調べていたガルシアは
ロアノーク郡セーレム郊外で、50代の女性の遺体が発見されたことを突き止める。


犯人に拘束された後殺害された可能性が高いため
JJとガルシアを除くBAUメンバーはロアノークへ向かう。


ギデオンの財布から、古い写真が見つかる。
写真の裏にはタラ・バーネット(Tara Barnett)と書かれており
ロッシは今回見つかった遺体は、彼女だと直感する。


タラの検死結果によると
死因はがんであったが、足は何度も脱臼したかのように
腰帯と大腿骨の間を走る靭帯が切れていた。

さらに検死官は、タラには無数のたこができており
それはまるで歩行不自由な犬のようだと説明し
似たような女性の遺体を過去3人見たという。



タラが発見された現場を訪れたホッチナーとケイト。


遺棄された状況を分析したホッチナーは、犯人は被害者を鳥と見立て
巣の中にいるように遺体をディスプレイしていたことを発見する。


犯人が被害者の手に残した鳥の死骸はネルソンヒメドリで
危険が身に迫った時にも飛ばずに足を使って逃げるという特徴は
被害者に結びつくものが有ると犯人は考えていることを示唆している。

犯人は鳥に精通している人物の可能性が高いうえ
タラを長期間監禁したのは、彼女が自分の理想に近かったため。


なぜギデオンは未解決事件の犯人を見つけようとロアノークに来たのか
犯人がなぜギデオンが自分を探していることに気がついたのか
その答えを求めて、過去にギデオンとともに来たことの有るダイナーを訪れるロッシ。


ギデオンは、ロアノークで身元不明の女性の遺体が発見されたことを新聞で知り
それがタラのものであるか確認するために現地にやってきた。

そして、独自の調査でそれがたらであることを確信
事件を追っている姿を見せることによって犯人に気づかせるという捜査方法を使ったため
犯人はギデオンの存在に気がついたのだ。



犯人の存在が徐々に明らかになる中
新たな事件が発生してしまう…




「ギデオンの遺言」の感想

ギデオン、殺すか~?!

と、ショックを受けてしまったエピソードでしたが
ギデオンの人柄や、過去の事件とのリンクなど
無理なく自然に絡められていて、構成がとても秀逸だなと
感心させられました。


脚本はエリカ・メッサーと
ガルシア役のクリスティン・ヴァンガスネスなんですよね。


ギデオン死亡としたのは
今もなお絶大な人気を誇るギデオンは
もうBAUには戻ってこないんだよ、というメッセージなのかな、と思ったのですが


エピソードの構想は
エリカが、BAUの前身のBSUを描きたかったのが始まりで
同僚だったロッシとギデオンが
一緒に仕事をしているところも描きたいというのが理由だったようです。

クリスティンを誘って共同で脚本を書いたということですが
ギデオンというキャラに対する敬意や愛情を感じましたし
BSU時代を描くことによって、クリマイの知られざる部分に触れて
ますますドラマが好きになってしまいました。


若い頃のギデオンとロッシを演じた役者さんたち
(ベン・サヴェージとロバート・ダン)
見かけ、性格、仕草、彷彿とさせるものがありましたね^^



女性を鳥としてしか見てないんじゃない?
と、呆れてしまう犯人はそれだけで十分ヤなやつなんですが

大好きなギデオンを殺してしまったので
本当に、嫌いです!


私にとっては、ジョン・レノンを殺害した
マーク・チャップマンに抱く感情と似ています。


スペンサーの気持ちに同情して涙ぐんだり
JJとガルシアがギデオンの好物「ミントチップアイス」を食べるシーンで笑ったり
昔行ったダイナーで、ロッシがギデオンの格好を説明しているときに
「そうそう、ギデオンてそういう服装」と、懐かしんだり
ギデオンと別れるのは寂しいけれど
ギデオンの魅力が十分に堪能できたので、見終わった後は
なぜか清々しい気持ちになりました。


エリカいわく、このエピソードはクリマイ10週年を記念して
「これまでクリマイをサポートしてくれたファンへのラブレター」ということです。

そういう思いが伝わってきたのかな、という気持ちになりますね、このエピソードは。

「私の大好きなエピソード」に決まりです!



ギデオンのキャラがよく分かる(TдT)

今まで知っていたこともそうでないことも
今回のエピソードで思い出したり、明らかになったりしましたが
それが一番このエピソードが好きになった理由ですね。

【これがギデオン!】
1.未解決事件の被害者の写真を持ち歩いていた
2.そのことを忘れず、引退しても事件を解決しようとしていた
3.お決まりの服装はストライプのシャツにスニーカー
4.ミルクシェイクが好物
5.ホテルの備品を持ち帰り、ホームレスに渡す
6.ミントチップアイスが好物
7.息子の名前「ステファン」は、ロッシのミドルネームから来てる
8.鳥を狩るのは嫌いだけど、観察をするのは好き(鳥それぞれ行動に違いがあるから)

エピソードの最後で、ホッチとロッシがギデオンの回想してましたが
おちゃめな一面もあったんですね(/_;)


ギデオンの人柄や、事件の展開をうまくリンクさせるって
簡単にできそうでできませんが

鳥をカギに、よくここまで話作ったな~

改めてエリカとクリスティンの手腕に脱帽です!



フットパスキラー

ケイトがギデオンの講義を受けたことがあるという話の延長で
名前が挙がったのがフットパスキラー。

ギデオンがBAUに戻るきっかけになったシリアルキラーですが
ギデオンはプロファイリングをしたものの
捕まってはいませんでした。


それがシーズン1第1話「「シアトルの絞殺魔」」の最後で、ギデオンは偶然フットパスキラーと遭遇!

危機一髪の状況に陥りますが、見事フットパスキラーをお縄にしました。

フットパスキラーについてはこちらの記事に詳しくまとめています^^



サラ

おお、またしても懐かしい名前が。

サラは、ギデオンの元彼女で
シーズン2の最終話「最強の敵 再び」で
クリマイ史上悪名高いシリアルキラー、フランクに惨殺されてしまったのです。

これがギデオンがBAUを去る理由になったのですが
ギデオンがBAUに戻ってきた理由と去った理由が登場しましたね。

これも意識された設定なのかな^^;


にしても懐かしいです。


スペンサーが乗ってた車は?

エピソードの始めに、スペンサーが車に乗って登場しますが
乗っていた車は、ボルボ・アマゾン(Volvo Amazon)で
モデルは65型または66型とか。


実はスペンサー、シーズン3第2話「BAUの危機」で
音沙汰のないギデオンを心配して山小屋を訪ねた時も
ボルボ・アマゾンだったんです。

これ覚えていたら、冒頭で
「あ、ひょっとして?!」って思ったかもしれませんね。

ただ、シーズン3と今回のエピソードでは
車の色とナンバープレートが違うので

○シーズン3

volvo1 出典


○シーズン10

volvo2 出典


もしかしたら、2代目かもしれないですね。

スペンサーの車の趣味、なかなか渋いですよね。

ロッシと話が合いそう^^



とまあ、隅から隅までギデオンの人柄や思い出が散りばめられていて
本当に懐かしい気持ちで一杯になりました。


これでギデオンとはお別れですが(/_;)

「ギデオン帰ってきてくれたらな~」と
時々感じる気持ちともお別れすることが出来ました。



また新しい気持ちでクリマイを楽しめそうです^^




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クリミナル・マインドシーズン10第14話「ヒーロー崇拝(Hero Worship)」のあらすじと感想

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インディアナポリスで爆発事件が発生、多くの被害者が!


犯人はテロリスト、それとも孤独な爆弾魔?


調べれば調べるほど深まる謎
人間模様の複雑さが犯人特定の複雑さに!



ロッシのやさしさやスペンサーの健気なさにも心打たれる
クリミナル・マインドシーズン10第14話
「ヒーロー崇拝(Hero Worship))」のあらすじと感想です。





「ヒーロー崇拝」あらすじ

インディアナポリスで、客で賑わうコーヒーハウスが何者かに爆破される事件が発生、この爆破事件で6名が死亡、16人が負傷する。


この事件の前に、小学校が爆破される事件が起きており、インディアナポリスは同一犯の犯行と見ていた。


小学校に仕掛けられた爆弾からは、トリニトロトルエン(TNT)がわずかしか検出されておらず、しかも爆発したのは夜間。
犠牲者は、サーキットパネルを取り替えるために、たまたまそこにいた修理屋だった。

後日犯人は、人で賑わう朝のコーヒーハウスを狙った。

このことから、小学校の爆発は、犯人の予行演習だった可能性が高まる。



爆破事件が発生してから、声明が出されていないため、ホッチナーたちは、原理主義者やテロリストグループによる犯行の可能性は低く、個人的な犯行との見方を強める。



コーヒーハウスの被害者たちが運び込まれた病院を訪れたリードは、負傷して動けない被害者の一人から、父親の安否を調べてほしいと頼まれる。


被害者の父、パット(Pat)は、トイレに行き、妊婦に先に譲って待っていたときに爆発が起きたという。


その妊婦は分娩室におり、アレン・アーチャ(Allen Archer)という男性に助けられ、一命をとりとめた。


アレンは、妊婦を助けた英雄としてメディアを賑わしており、JJとケイトが彼の自宅を訪れたときもマスコミが自宅前に待機していた。


アレンの話によると、アレンと妻のブレンダは、コーヒーハウスの向かいのレストランにいたときに、爆発が発生、火の手が上がったため、店に飛込み、無我夢中で妊婦を助け出したという。


アレンとブレンダは夫婦だが、自宅にはブレンダの前夫、グラントの写真が飾ってあることにJJとケイトは注目する。

グラントはアメリカ海軍の特殊部隊に所属していたが、アフガニスタンで死亡していたのだった。



弾道解析専門家アインシュタインと、コーヒーハウスで使用された爆弾の分析をすすめるロッシとモーガン。
2人は、爆弾がつなぎ合わせたように、雑な作業で仕上げられていること、小学校の爆弾と同じようにTNTが使われていたことに注目する。


そして、犯人は殺人に対して躊躇しているか緊張しているかのどちらかだということで意見があった。


アインシュタインは、爆弾を仕掛けた場所は、ガス管に近かったため、爆発した時それに引火したため被害が大きくなったことを発見する。



爆弾事件のニュースで連日放送されているのは、”英雄”となったアレンのことばかりだった。

それに気がついたロッシは、これは犯人のエゴや、注目を集めたいという欲求に反すると考え、犯人は近々爆弾を仕掛けるだろうと予測する。


その予測通り、犯人は次の行動に出るが、ターゲットになったのはなんとアレンだった。

犯人はアレンが所有する車に爆弾を仕掛け、アレンは車を出そうとしたときにそれに気づき、一命を取り留める。


また、現場検証を行ったアインシュタインによると、爆弾はニトログリセリンが使用されており、殺傷能力の高いものになっていたことがわかる。


ホッチナーたちは犯人のプロファイリングを発表する。

○アンサブはゴッドコンプレックスを持つ男性で、自分が注目の的になる必要があると考えている。
○アレン・アーチャーを狙った事件については、秘密裏にすることが重要である。
もしメディアのヘッドラインが犯人について放送されないとしたら、犯人はひどく腹を立てるからだ。
○犯人は公的機関が自分に注目することを欲している。
○一連の犯行で見られた、犯人の巧みな行動から、犯人は30代から40代とみられる。
○TNTは家でも比較的簡単に製造することが可能だが、ニトログリセリンは取扱がもっと難しくなる。
つまり、犯人は忍耐強く、鑑識眼があることを意味している。
○また、犯人は管理力があり理路整然で高い知性の持ち主。自分の”手工品”に対する”目撃者”を望んでいる。
○おそらく犯人のターゲットは、アウトドアモールやファーマーズマーケット、モニュメントサークルというふうに、より公共の場であるが、小学校やコーヒーハウスを狙ったのは、誰もがターゲットとして狙われていることを意味する。
○犯人が再び爆弾を仕掛けるのは間違いない。
○犯人に対してはなだめたりコミュニケーションをとるべきだ。それが逮捕につながるだろう。



アレンの車を調べていたモーガンは、爆弾に関する本を発見する。
さらに、アフガニスタンで死亡したグラントの専門が爆弾処理だったことも判明したのだった…




「ヒーロー崇拝」の感想

なんか「例外」要素がたくさんあったエピソードでしたよね。
爆弾を仕掛けるのに、大量の死者を出すのが目的じゃなさそう、とか
死亡した元夫の写真を未だに飾ってる夫婦とか。


エピソードの途中で英雄視されたいたアレンが、急に容疑者になってしまうし。


「犯人は誰だろう~?」っていうのが続きましたね~。


最後の方で、犯人が現れるのでは、というシーンでは、1回フェイントがありましたよね。

しかも爆発するの?!

という緊迫感もありましたし。


こんなふうに最後までドキドキ感が抑えられなくて、切なかったです(;・∀・)



その合間を縫って、ギデオンのことで喪失感一杯のスペンサーと、それを思いやるロッシのやり取りが含まれていてよくバランスが取れていたと思います。

ヒーロになりたかった犯人
グラントをヒーローと思っていたアレン
ギデオンがヒーロー的存在だったスペンサー

エピソードの題名は、ここからきているのでしょうか。


犯人に対しては「身勝手だなあ」と感じ
スペンサーに対してはちょっと切ない気持ちが残ったエピソードでした。


アナーキストクックブックって?

エピソードでスペンサーが飲用した「アナーキストクックブック」って、本当にあるんですね!

1971年に出版され、著者はウィリアム・パウエル。
「政治を変えるために必要な暴力」というコンセプトの元、政治に対抗するための必要な暴力が紹介されています。


その中に爆発物の”調理法”が紹介されているとのこと。



料理本と思ったら大間違いですね(;・∀・)


未だに売られているのにびっくりです。


過去に爆発事件が起きた都市

犯人をおびき出すため、市長の協力を得てアレンの贈賞式を設定したホッチたち。

その時の市長の演説には、過去に実際に起きた爆発事件の都市が挙げられましたね。

・ラングレー(CIA本部前ライフル乱射事件)
・オクラホマシティ(オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件、1995年)
・シャンクスヴィル(ユナイテッド航空93便テロ事件、2001年)
・ボストン(ボストンマラソン爆弾テロ事件、2013年)


アインシュタイン女史

ロッシとモーガンといっしょに、弾道解析にあたったのが、ディラン・アインシュタイン女史。

若いのに専門機関で働くなんてすごいな、と思わずネームプレートを見て驚いたロッシの顔が印象的でした。

19歳でメディカルスクールを卒業して以来働いているということで、かなり優秀ですよね。


キュートな顔立ちも手伝って、ちょっとしか登場していないけど、インパクトありました。


アレンの車に仕掛けられた爆弾の解析をスペンサーとしていましたが、なかなか似合ってる~♪

エピソードからは、この二人がその後、というニュアンスはほとんどありませんでしたが、才女と天才の組み合わせ、いいな~、見てみたかったです!


ちなみに「アインシュタイン姓」ですが、かなりレアな姓で、アメリカでは2000年時点で657人がアインシュタイン姓だそうですよ(参照)。


ロッシとスペンサーのやり取り最高~♪

どうしてもギデオンを失った悲しみから立ち直れずに居るスペンサー。

自分が忘れてしまったら、ギデオンの存在までも消えてしまいそう、その気持もわかるけど、一人で寝る間も惜しまずチェスをし続ける姿が切なすぎる(TдT)


最後の飛行機の中で、ロッシがスペンサーのチェスの相手に名乗り出ますが
「チェスできるの?」って顔をしたスペンサーに

「ギデオンは誰とチェスをしていたと思ってる?」
と言ったロッシの言葉が印象的でしたね~。


これでスペンサーも悲しみから立ち直れそうですね。

スペンサーが浮かべた笑顔が、その答えを出しているかな^^




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クリミナル・マインドシーズン10第15話「過去からの叫び声(Scream)」のあらすじと感想

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クリミナル・マインドシーズン10第15話「過去からの叫び声(Scream)」のあらすじと感想


今回の捜査はカリフォルニアで起きた猟奇的連続殺人事件!


被害者に刻まれた痛ましい傷は、犯人がサディストを物語っている?!



ホッチたちのプロファイリングが明らかにしていく犯人像、そして
壁ドンじゃなくて、壁ゴンする犯人の、真の犯行動機とは…

きゃあ~、それだったの!?


クリミナル・マインドシーズン10第15話
「過去からの叫び(Scream))」のあらすじと感想です。





「過去からの叫び」あらすじ

カリフォルニア州東ロサンゼルス近郊の町ダイアモンドバーで、この3週間のうちに、マイア・コリンズ(Maya Collins)と、ローレン・ホワイト(Lauren White)という女性の遺体が、相次いで発見された。

どちらの遺体にも、喉が切り裂かれ、激しく殴られた痕があった。


この遺体の状態から、犯人は典型的なサディストで、犯行の動機は個人的なものと見られた。

また、手首と足首に縛られた跡があることから、犯人は人知れず被害者を拘束できる、”第2の場所”を確保している可能性があった。


犯人は被害者がどのくらい耐えられるのか拷問を加え、ひとしきり楽しみ、最後は口封じに喉を切り裂いたと言う見方が強まる。


被害者の外見には共通点があり、また、非常勤講師とパートタイムの看護師と、どちらもパートタイムの仕事についており、仕事帰りに連れ去られていた。


ふたりとも独身だったため、出会いを求めて公共の場所で犯人と接点があった可能性も浮上した。



被害者の遺体が遺棄されていたグランドアベニューは、交通量が多く、他の4つの市につながっていた。
遺棄する場所はたくさんあるにかかわらず、人目につくリスクのある場所を選び、しかも2人ともそう離れていない場所に息していることから、犯人にとって重要な場所か、または仕事上都合がいい場所であることが考えられた。



被害者の検死結果を聞くJJとキャラハン。

検視官によると、1番目の被害者には、素手で殴られたあとがあったり、喉を切り裂く傷にもためらったあとが見られたが、2番めの被害者、ローレンには、凶器が使われ、より残忍になっていることがわかった。


JJとキャラハンは、犯人が被害者に拷問以外に目的を持っていることを感じるのだった。


その後の調べで、マイアもローレンも、自己イメージに対して悩みを抱えていることがわかった。
常に出会いを求めたり、正社員として昇格できないのはそのためだった。


ではなぜ犯人は主体性がなく自尊心の低い女性を狙うのだろうか。


そういう女性に拷問を加えることで、自分自身に優越感を感じているのではないだろうか。
つまり、犯人も毎日の人生に価値を見いだせない、自己価値の低い人間と考えられる。


犯人が女性に対し、以上にコントロールしたり力を誇示する背景は、少年期に自分が無力という経験をしたからではないkだろうか。被害者の女性は、自分の計画を達成する上で重要な人物の代理なのでは。

BAUメンバーたちはそう分析した。


やがて、第3の事件が発生してしまう。

被害者はグレタ・トーマス(Gerta Thomas)という、女性で、自宅にいたところを誘拐された。

犯人は、グレタの息子を目撃者として残している他、家に侵入するという、これまで見られなかった行動にホッチナーたちは注目する。


ここで犯人のプロファイルが発表された。
・犯人は30代なかばから後半の白人男性で、身体的・精神的な虐待の過去を持つ。
・被害者の女性を自立心のない存在として見ている。
・犯人は家庭内暴力的な虐待を加えているものの、始めの2人の被害者は、恋愛関係にあるパートナーから暴力を受けていたわけではない。
・しかし3番目の被害者、グレタ・トーマスは母親であり、夫から家庭内暴力を受けていた。
犯人の母親も身体的な暴力を夫から受けていたと考えられる。
・おそらく犯人は、母親を被害者というよりも、暴力を受け入れ続ける母親を責めていた。
・父親からの暴力に常に怯えなければならず、そのきっかけを作った母親に怒りや憤りを持っていた。
・犯人の母親は白人でブルネットの髪の毛を持つ20代、被害者に似ている特徴を持つと考えられる。
・母親は何度か救急処置室で、傷の手当を受けていた可能性がある。しかし、そのときは暴力を受けたと言わずに、階段から転げ落ちたなどと説明しているだろう。
・母親も被害者たちと似た職種だろう。
・1番目の被害者に残されたためらい傷から、アンサブは自分が起こしている行動に矛盾を感じていることがうかがえる。本当は被害者の女性を傷つけたくないと思っているのに、何か傷つけずにはいられない気持ちがある。
このことから、犯人は自分のことを被害者を守る立場にあると見ている、そして被害者らが自分に抵抗するのを望んでいたかもしれない。
・犯人は、グループホームや女性シェルターなど、虐待を受けた女性が集まる場所で被害者を見つけている可能性がある。



やがて被害者たちの喉に叫び続けたために出来たとみられる腫瘍があることがわかる。
さらに、被害者の胃の残留物に塩水、ハチミツ、しょうが、紅茶が残っていた。

それを聞いたリードは、それらの材料を使って犯人は被害者の喉を癒やしていたことに気づく。


犯人の目的は拷問ではなく、被害者の”叫び声b”だったのだ…



「過去からの叫び」の感想

すっごい几帳面な犯人が出てきましたね。


犯人が登場したとき、随分前のエピソードになりますが、「闇夜に浮かぶ観覧車」の犯人を彷彿とさせる物がありました。


どちらも悲しい過去を持つ、といっても今回の犯人には同情できませんでした。


叫び声が欲しいからと言って…


キモいよ、ほんと(;O;)


でも、育った環境がこういうモンスターを作るとしたら、親の態度ってとても大事だなと思いました。


今回のエピソードでは、時々鋭い分析をしたケイトの活躍が目立ったかな。
それから、メグの外出を巡って、クリスともいい掛け合いしていましたし、最後の機内では、子を持つ母親の気持ちを、JJとシェアしていましたね。


あ、それからJJも犯人とやりあうなど、最後の活躍が印象に残りました。


被害者の悲鳴をゲットしたい犯人
まあドラマ上のキャラですが、しかし、いろんなタイプのシリアルキラーっているんですね…


レイモンド・フェルナンデスとロンリー・ハートキラー

エピソード中にスペンサーが事例にあげたレイモンド・フェルナンデスは、マーサ・ベックとタッグを組み、20名以上の女性を殺害したシリアルキラー。

過剰な性欲を処理するために、結婚詐欺師になり、被害者を物色するため利用したのが「ロンリー・ハーツ広告(Lonely Hearts Ad)」。

やがてその広告を通して、パートナーとなるマーサと出会い、殺人を繰り返していきます。

2人は「ロンリーハーツキラー」として知られ、1949年、に逮捕。
死刑判決を受けた2人は、1951年3月8日に処刑されました。


ちなみに2人を題材にした「ロンリーハート」と言う映画がありますが、その監督はトッド・ロビンソンで、2人の捜査にあたった刑事の実のお孫さんだそうです。


チェストーナメントって…あんただけでしょ(笑)?!

スペンサー:「孤独な被害者が出会いを求めていた場所は、バーとかナイトクラブとか…」

うんうん、それはわかる

スペンサー:「チェストーナメントとか…」

(;´゚д゚`)エエー

まあ、ゼロってわけでもないけど、マニアックしか集まらなさそうだから閉鎖的では^^;


この言葉をスペンサーが言い放ったとき、みんなが言葉を失ってしまったのには笑いました。


あのロッシでさえもフォローが難しい(笑)!



ピンク色のバッグだもんね(笑)

生物の授業が同じ男の子とモールで会う約束をしたというメグとマーケイラ。

張り込みがてら買い物をしたクリスは、ピンクの紙袋をぶら下げながら男の子たちを待っている2人のところにやってきます。


「バレンタインデーだからケイトに手袋でも」と言ったクリスですが、マーケイラが
「ピンクのバッグに手袋?!あり得ない!」

お、なかなか鋭いなと思ってましたが、マーケイラ正解!


2人の報告がてら、買ったものが何かケイトに伝えてましたね、周り気にしながら(笑)


それがすごくウケたんですが、メグとマーケイラと待ち合わせ予定だった男、2人を誘拐するつもりだったようですね。


クリスが張り込んでてくれてよかったε-(´∀`*)ホッ


と、メグとマーケイラ以外はそう思っているでしょう。


これはまだ何か続きがありそうですね…




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クリミナル・マインドシーズン10第16話「ロックダウン(Lockdown)」のあらすじと感想

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刑務所内で起こる連続殺人事件!

ターゲットは刑務官だからびっくり。


刑務所内の抗争か、それとも何か別の理由が?


刑務所内でプロファイリングを続けるホッチたち
あ、ガルシアの「気をつけて」が現実になる恐怖><!


クリミナル・マインドシーズン10第16話
「ロックダウン(Lockdown)」のあらすじと感想です。





「ロックダウン」あらすじ

テキサスにある連邦刑務所で、この3ヶ月の間に2人の看守が相次いで殺害される事件が発生した。

被害者はいずれも首を刺され、口には靴下がねじ込まれていた。


この異様さから、刑務所を運営しているマイルズ・テート(Miles Tate)は、知り合いであるホッチに犯人のプロファイリングを要請する。

この刑務所は、レーガン連邦刑務所として1969年に設立されたが、閉鎖する予定であった1年前にCitadel Corrections Company(CCC)という企業が買い取り、民間委託で運営されていたのだった。


殺害されたルディ・ハイタワー(Rudy Hightower)とキース・リヴァース(Keith Rivers)は、ともに正規に雇われている刑務官で、ハイタワーは刑務所内で起きた暴動のときに殺害された。


事件の背景から、アンサブは複数いるのではと推測するホッチナー。

また、刑務所には、サウス・サイド・クリップ・ネイション(the South Side Crip Nation)というギャンググループの創設者、ジュリオ・ワトソン(Julio Watson)が、殺人が起きる1ヶ月前に収監されたことから、彼を解放するための線も考えられた。



刑務所に到着したホッチナーたちは、それぞれの任務につく。


リヴァースの検死結果を聞こうと、矯正医官と面会するJJとロッシ。
しかし、医師は遺体の状況をほとんど把握しておらず、曖昧な言葉を残してその場を去ってしまう。


リーヴァーの遺体を調べていたロッシは、リーヴァーの指が7本折れていることに気がつく。
ハイタワーも確か7本指が折られていた。

しかし、ハイタワーにあった防御創は、リーヴァーには見かけられなかった。



リーヴァーの遺体が発見された現場を検証するモーガンとキャラハン。

遺体が遺棄されていた物置の棚は、かなりの高さがあり、犯人は少なくとも2人以上だとモーガンは指摘する。


犯人らは監視カメラがどこにあるのか把握しているようで、大きなホールに面した部屋を選んだのも、そのためだったと考えられる。

大きなホールなのになぜカメラが一台も無いのか不思議に思ったキャラハンが、看守長のデール・シェイバーズ(Dale Shavers)に聞くと、過去に何度も監視カメラを漬けるように申請しているが、CCCの幹部にコスト面を理由にいつも却下されていたと不満げに答えた。


モーガンは、刑務官が事件に絡んでいる可能性もあると感じ取るのだった。


囚人たちにインタビューを開始するホッチナーたち。

その中でも事件に関係していると考えられるワトソンは、自分は何もしていないし何も知らないと情報提供には消極的だった。
しかし、殺害された両刑務官に対しては、「グリーンユニフォーム(囚人服)を着ている奴らは皆2人がいなくなって生成していると思うぜ」と、意味深な言葉を残す。


ギャング関連の事件の可能性は薄れたものの。他の囚人たちも何か知っているかのようで、しかし口を固く閉ざし、インタビューからはほとんど情報を得ることができなかった。



囚人たちのファイルを調べていたリードは、3ヶ月前に突然姿を消したデヴォン・ホワイト(Devon White)という一人の囚人の存在を発見する。

3ヶ月前というと、ハイタワーが殺害された時期と一致する。


記録から消えたホワイト囚人がどこに行ったのか調べようとしていた矢先、新たな事件が発生する。


殺害されたのは、ランドール・ジェファーソン・ジョーンズ(Randall Jefferson Jones)という囚人で、刑務官ではなかった。ジョーンズはレイプ魔で、通常なら刑務所内を自由に出歩ける身ではなかったが、刑務所側に囚人たちの情報を提供し続けることから、特権を与えられていたのだった。

ジョーンズは浴室で殺害されており、性的暴行の痕が見られたが、指が7本折られ、口には靴下がねじ込まれていた。


現場内は監視カメラはなかったものの、犯行を置こうなう場所としてはかなり大胆だと分析するリード。


これは我々BAUに向けた挑発的なメッセージだと受け取るホッチナーだった。



ガルシアは、ハイタワーとリーヴァーのお金の動きについて気になる点があるとモーガンに告げる。

ガルシアによると、2人の銀行の出納行動が一致しており、一人がお金を引き出すと、もうひとりがそれと全く同じ金額を入金しているというのだ。その金額は200~2000ドルと変動がある。

さらに2人は、お互いにチェック(小切手)を発行していることも明らかになる。



殺害された被害者たちと、デヴォン・ホワイトの関係を調べていたリード。

ホワイトは、物静かな模範囚人で、暴力を働いた過去は認められなかったが、頻繁に医務室を訪れており、その理由が喧嘩によるケガだった。

さらに、ホワイトの懲罰報告を提出していたのは誰よりもハイタワーとリーヴァーだったのだ。


医務室のメディカルチェックを調べてみると、ホワイトは何度もレイプ被害にあっていることがわかる。

おそらくジョーンズが加害者だったと考えられる。



今夏の事件はホワイトが関係していると考えられ、ホワイトを見つけ出すため、囚人たちに再びインタビューをするホッチナーたち。


その中のひとり、ホワイトと同じ図書館で働いていたサム・プリチェット(Sam Pritchett)は、ホワイトはおとなしく、いい若者だったと答えた。


ロッシはプリチェットが、20年間働いていた図書館の仕事から突然違う場所に移動させられたことを不審に思って聞くと、たくさん本を隠し持っていたのが理由だということだった。


ホワイトのことをもっと知っている様子を見せるプリチェットだったが、ついに口を開くことはなく、有益な情報を得られることは再びなかった。



CCCが刑務所を運営する前は、懲罰報告の対象にもなったことがなく、医務室にも訪れたことがない模範囚人だった者が問題を起こす。


この原因は、刑務所内にファイティング・クラブがあるのではないかとリードは指摘する。


もしそうであれば、模範囚人のホワイトが頻繁にけがをするのもうなずけるし、刑務官たちの金の動きも説明がつく。


あとはホワイトの所在を見つけるだけ、という段階に来た矢先、シェイヴァーズとある囚人との小競り合いが起こり、身の危険を感じたシェイヴァーズが囚人を撲殺してしまう。


死亡した囚人の名前はパトリック・バトラー(Patrik Butler)で、犯行に使われたとみられる靴下を隠し持っていた。

バトラーが倒れていた独房をふと見上げたリードは、その独房の番号が「34番」であり、それが数字の「7」と関係していることに気がつくのだった…



「ロックダウン」の感想

刑務所内での捜査というだけで恐怖心が3割ぐらいアップしたエピソードでした。

犯人は囚人たちかもしれないし、刑務所に勤務している人間かもしれませんからね~。


それに、ケータイやパソコンの利用が制限されるわけだから、”塀の中”で何かあったら><


なかなか連絡がつきにくいガルシアがモーガンを心配して
「気をつけてね」と言ったけど、それがまともにあたってしまいましたよね、最後は。



刑務所内での殺人事件、という構想はユニークでしたが、終わり方に「?ちょっと」という感じが残りました。
これまで起きていた殺人事件は復習が目的で、最後モーガンや正直者ポリンスキー刑務官を絶体絶命の危機に陥れたのは、刑務所内の出来事を「なかったこと」にするための、別の犯人の仕業、と複雑だったですよね。

しかも、復習目的の犯人が誰かわかったのも最後の方ですし、”口封じ”の実行犯もそれからすぐに姿を表しましたよね。


その口封じの方法が、A棟の「ロックダウン」ですから
なにか大げさ過ぎて、「このおっさん、何してるの?!そこまでする?!」と、やや気持ちが冷めてしまいました。


1時間で決着させるのは無理だったかな、2時間ドラマぐらいがちょうどよかったような内容だと思いました。


これだけだったら、まあまあのエピソードかな、になったけど、デヴォン・ホワイトの話が泣けますよね。


囚人の中でもいい囚人がいたのはわかりますが、囚人は囚人。
感謝や同情の気持ちは持っていても、それをあえて隠して対応したモーガンとロッシの表情が印象的でした。


ギャングの親分、いい人だった(涙)

ロックダウンされて、極悪囚人たちに拘束されてしまったケイトモーガン。


武器持ってないし、相手は囚人だし、誰かどうにかして~><


と、絶叫したくなったときに現れたのが、あのワトソン。


「FBIの人間に手を出したら命はないぞ」の一言で、見事トーンダウンしましたよね。


事件が解決して、モーガンが感謝の気持ちを述べると

“Yeah, well… Brothers gotta stick together, right?”
(ああ、そうだな…兄弟は団結するものだろ、違うかい?)


と、粋な台詞を残して去ります。


初めは容疑者として疑われていたけど、なんだ親分、いい人じゃない(笑)


ここでの”兄弟”というのは、アフリカ系アメリカ人という意味合いが強いですね。



ピチェットおじさん(涙)

ホワイトと中の良かった囚人のサム・ピチェット

一人ぼっちのホワイトの隣にさり気なく座ったり、ホワイトがピチェットのためにこっそり本を調達したりと、密かに友情を育んでいました。

ホワイトがいなくなってどんなに寂しかったことか。

それをBAUにもあまり言えずにどれだけ悔しかったことか。


最後ロッシが本が入った箱をピチェットに渡しますが、それはホワイトがピチェットのために選んだもの。


ロッシが去ったあと、涙を流していましたが、切なかったですよね(;O;)


ピチェットを演じたのは、俳優でありコメディアンのWilliam Stanford Davis。
とっても味のある、いい演技してました。


とても印象に残ります。


あ、シ、シーヴァーズの傷が!

バトラーとの小競り合いで、額を思い切りきったシーヴァーズ。

その後、更衣室でポリンスキーと会話するシーンがありますが、始めのシーンでは、シーヴァーズの額の傷は左側にありました。
そして、ポリンスキー一人が映し出され、画面がシーヴァーズに切り替わった途端に、傷が右側にテレポート!


これにはびっくりですね~。


傷も操るシーヴァーズ、恐るべし(笑)!


エピソード内で使われた曲

今回エピソード内で使用された3曲は、インパクトありましたね。

聞いているうちに、”テキサス””刑務所”を連想したのは私だけでしょうか^^;

気になったので調べてみました。


Muddy Waters



歌っているのは、ザ・ゴスペル・ウイスキー・ランナー(The Gospel Whiskey Runners)という、アメリカのゴスペルグループ。

メンバーはJerrod Turner, Colette Boley, Jordan Qualls, Ryan Turner, Ryan Stillwaterの5人で、カリフォルニアを拠点に活動しています。


エピソードではちょうど、オープニングテーマに切り替わる直前に流れている曲です。


Echoes



歌っているのはハンサム・ジャック(Handsome Jack)という、アメリカニューヨーク州出身のバンド。


ホッチたちが刑務所に到着したときに流れていましたが、”Got two vehicles coming in!”というフレーズと同時に、ホッチたちを乗せた2台の車が刑務所の門をくぐったので「うわっ、ぴったり!」と、思わずつぶやいてしまいました。


Ancient Light




エピソードの最後で流れました。


歌っているのはオールマン・ブラウン(Allman Brown)という、イギリスのロンドン出身の歌手。

ただ美しいだけでなく、力強さが横たわっているような声が印象的です。



民間委託で運営する刑務所って本当?

エピソード内で舞台となった刑務所は、DoJ(アメリカ合衆国司法省)と契約した、CCCという民間企業が運営している、という設定でしたが

「アメリカには民間運営している刑務所ってあるの?!」
と、びっくりしてしまいました。


調べてみると本当にあったシステム!


プライベートプリズン(Private prison)と呼ばれる、政府から委託された民間経営の刑務所は、1980年代に受刑者が急増したことで、コスト面や収容数の問題が地方レベルから連邦レベルまで膨れ上がり、これに目をつけた企業が次々に介入し、登場しました。

安い労働力を使って利益を上げるというのが介入した企業の大きな理由ですが、これが崩壊を招くことにつながり
2016年8月18日付けのBBCニュースによれば、アメリカ合衆国司法省は、段階的にプライベートプリズンを閉鎖していくということです。


安い賃金確保のため、微罪で長期間服役させられるケースも出るなど、囚人矯正という目的よりも、利益優先、という方向に行ってしまったようですね。

セキュリティの面からも、問題があるということで、まあ、ビジネスだから仕方ないけど、こういうことはやっぱり民間に任せるとろくなことはない、といったところでしょうか。


国民の罪は政府が責任をもって償い、国民の安全は政府が責任を持って守る、ということに徹底してほしいですね。




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クリミナル・マインドシーズン10第17話「禁断のプレイ(Breath Play)」のあらすじと感想

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今回はウイスコンシン州が舞台!


女性ばかりが狙われる連続殺人事件、被害者の状態から予測されるのは”禁断のプレイ”?


犯人と被害者の接点は?


そして暴かれる真犯人の素顔とは?!


クリミナル・マインドシーズン10第17話
「禁断のプレイ(Breath Play)」のあらすじと感想です。





「禁断のプレイ」あらすじ

キャラハンが妊娠したというニュースで、喜びにあふれるBAU。


しかし、ウィスコンシン州では、異常な連続殺人事件が発生していた。


2週間前、メアリー・ヒーリー(Meary Healy)が殺害され、3日前にはドナ・レイバーン(Donna Rayburn)が
そして、エマ・ズィカ(Emma Zika)の遺体が今朝発見された。


3人の被害者とも自宅のベッドに両手両足を縛られており、レイプの後首を絞められて殺害されていた。

被害者の手足を縛るために使われたのは赤いスカーフで、考察に使われたとみられるロープはナイロン素材のものという共通点もあった。


また、3人からは犯人のものとみられるDNAが検出されていたが、CODIS(アメリカのDNAデータベース)ではヒットしなかった。



被害者たちが住んでいたのは中産階級の住宅地だったが、お金やジュエリーは手付かずで、強盗が目的ではない。
無理やり侵入した形跡も見られなかったことから、犯人は被害者が眠るのをじっと待っていた様子がうかがわれた。


1番目と2番めの被害者は27歳の独身、そして3番目の被害者は30歳既婚
犯行の冷却期間の短さが気にかかるうえ、欲望を満たすため犯行がエスカレートしていることを感じ取ったホッチナーたちは、事件の分析を急ぐ。



被害者たちはお互い3マイル(約4.8km)離れた場所に住んでいて接点はなく、社会的行動範囲は別々にあり、犯人との接触方法を調べはじめるBAUメンバーたち。


メアリーとドナの遺族からそれぞれ話を聞くホッチナーとJJ。メアリーはオンラインで犯人と知り合った可能性があるが、教会に通い、恋愛小説を読みふけっているドナには、その可能性が低いことがわかる。



3番目の被害者エマの自宅を訪れたキャラハンとモーガン。


自宅にはセキュリティアラームがあったにも関わらず、事件当日はセットされていなかった。

犯人を故意に家の中に入れたか、もしくは誰かがコードを解除していたとキャラハンは分析する。
しかしエマの夫によると、コードは90日毎に変えているし、エマはハッキングを恐れコードはスマホに登録せず紙に書いていたという。


そして、夫は、妻の携帯から、他の男性との親密なやり取りメールを発見していたことを告げる。


その後の調べで他の被害者とも男性と関係があったことがわかる。
被害者は、殺害される1週間前に犯人と頻繁に連絡を取り合っているパターンも浮かび上がってきた。


検死結果を聞いていたロッシとリードは
・犯人は被害者の首を締めたり緩めたり繰り返していたこと
・殺害するまでは時間をかけているのに、殺害はいっきにしていること

という、プロファイリング進める上で重要な点を発見する。


犯人にとって被害者と一緒に過ごす時間のほうが殺害することよりも重要な意味を持っているのだ。



新たな事件が発生する。


被害者はリン・ボイド(Lynn Boyd)という既婚女性で、遺体の状態も他の被害者とほぼ同じだった。


室内を捜索していたJJは、リンのベッドの下から「Bare Reflections(ベア リフレクション)」という官能小説を発見する。


ガルシアの調べによると、「ベア リフレクション」は、関連グッズが販売されるほど人気で、赤いスカーフも含まれていた。リン以外の被害者たちも同じ小説を読んでいたのだった。


犯人も小説を読んでいた可能性が高く、被害者たちと犯人は小説を”実践”していたようだ。



ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。
○アンサブはがっちり体型の白人男性で、年齢は30代後半から40代前半、ロールプレイの中では殺人狂的な支配者
○犯人が持つカリスマ的な魅力は、「ベア リフレクション」に興味を持っている女性を惹きつけるのに一役買っている。
○小説ではサディスティックで支配的な男性主人公が、ウブな女性教師をBDSMに引きずり込み、肉欲に溺れるだが、ベッドに女性を縛り粗いセックスにふけるなど被害者と主人公は小説からシナリオを組み立てている。
○被害者が独身から既婚者に変わったのは、犯人自身が結婚し、家庭持ちになったことが考えられる。
○自分の欲望を満たすという願望が忍耐強く慎重な犯行手口に表れている。犯行が終わることはない。



「禁断のプレイ」の感想

まさか官能小説を実現させたことが事件につながる、ということはわかるまで予想していなかったので、まあその点では楽しめましたが、なんか変態犯人出てきましたね^^;


赤外線メガネ?
かけながら被害者の家を”訪問する”犯人の姿はなんか間抜けっぽくて

「そこまでして~?!」と、つっこんでしまいたくなりましたが、その世界に入っていると、そんな姿も素晴らしく見えるのでしょうか(;´・ω・)


ベア リフレクションの愛読者=私も女性教師になりたい

という、自分勝手な思考回路、もうどうしようもないですね、この犯人┐(´д`)┌ヤレヤレ


ホッチたちの推測通り、犯人は家庭持ちでしかも年頃の娘がいて、その子の気持ちを考えると、最後はやりきれなくなりました。


ホッチたちはいつものように活躍したけど、なんだろ、それ以上に官能小説のことや、独りよがりな犯人のキャラとか、そっちのほうがインパクトに残ってしまったようなエピソードでした。



ケイトが妊娠!

実際にケイト役のジェニファー・ラブ・ヒューイットが妊娠したことからこの設定になったのですが、そういえば前のエピソードでお腹周りがちょっとふっくらしてきたかな?!と思ってたので、本当だったとはびっくりです。


ケイトの妊娠で、メグがちょっと不安定になってるような雲行きですが、この先どうなるのでしょうか。

ケイトのことだからうまくまとめていくと思いますが、気になりますね。


ベア リフレクションは架空の小説だけど

でも、奴隷関係の男女を描いていることで、実際の官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を連想させます。

「クリマイwiki」でも類似性が言われていて、このエピソードが放送される1ヶ月ほど前に、小説が発売されたそうです。


「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は恋愛関係の乏しい女子大生と、サディスティックな性的嗜好を持つ、若い大富豪とのBDSMを描いた官能小説ですが、映画化されたときにあまりにも強い性描写で、かなり話題になりましたよね。



The Badger State

エピソードの始めの方、ミーティングルームで、事件の概要をガルシアが伝えるときに、ガルシアがウィスコンシン州のことを
酪農が盛んで蚊が多いなどと描写していましたが、「Badger State」とも表現していましたよね。

Badgerって「アナグマ」のことですが、「アナグマ州」?


調べてみると、「The Badger State」は、実際のウィスコンシン州のニックネーム。
1830年代に、ウィスコンシン州の炭鉱夫たちは、仕事のため、山腹に彫られた洞窟に一時的に住んでいたそうで、その洞窟は「アナグマの巣」、そこに滞在していた炭鉱夫たちは「アナグマ」と呼ばれていたそうです。

ニックネームはその後もウィスコンシン州に浸透していき、ウィスコンシン州、そこに住む人々や家族も「Badger」と表現する
場合もあるとか。

ちなみにアナグマは、1957年、ウィスコンシン州を代表する動物になったそうです。



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クリミナル・マインドシーズン10第18話「議員夫人の誘拐(Rock Creek Park)」のあらすじと感想

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議員夫人が何者かに誘拐された!


犯人の狙いは夫、それとも夫人自身?


政治の利害関係からロシアンマフィアにまで捜査は広がる
時間と闘いながらの捜査、がんばれBAU!


クリミナル・マインドシーズン10第18話
「議員夫人の誘拐(Rock Creek Park)」のあらすじと感想です。





「議員夫人の誘拐」あらすじ

ベンジャミン・トロイ(Benjamin Troy)国会議員の妻ソフィーが何者かに誘拐された。

FBI長官がホッチに個人的に捜査を要請、BAUメンバーはソフィーが誘拐されてからおよそ12時間20分後に招集される。


医療弁護士のソフィーは夫とランチをし、帰宅途中の議員図書館ロビーで姿を消した。


BAUに姿を表したベンジャミンの話しによると、彼には
石油の圧力団体
全米ライフル協会(The NRA)
動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)
といった”敵”がいて、脅迫めいた手紙やメールも届いていたという。


しかし、犯人の目的は、ベンジャミンかそれともソフィー自身か、現段階でははっきりしなかった。


ソフィーが誘拐された現場の監視カメラを分析した結果、映像は古いものでループしていることがわかった。


秘密裏に始まった捜査だが、何者かがリークしたことによって、ソフィー誘拐が報道されてしまう。


ホッチナーたちは、フラッキング(水圧破砕法、原油採掘方法のひとつ)の賛否投票も控え、企業から圧力もかかっていることから、万が一を考え、ベンジャミンだけでなくベンジャミンの兄と母親も保護する


テロリズムや組織的犯罪の線も視野に入れていたが、盗聴器を仕掛けロシアンマフィアについて捜査を進めていた組織犯罪課は、ソフィー誘拐を示唆するような会話を拾ったとホッチナーたちに伝える。


組織犯罪課が盗聴しているのは、ロシアン・マフィア組織の下部に属する構成員で、自分たちの稼ぎのためフリーランスで働くこともあるという。

誘拐など、直接手を下すと危険な仕事を請け負うのだ。


構成員たちは「Dyadya(ジャジャ、ロシア語でおじさんの意味)」からの連絡を待っているということで、この人物を特定するため、BAUはこちらの捜査にも加わる。


リードは、盗聴しているアパートの向かいで盗聴活動を続けているドリアン・ローカー(Dorian Loker)捜査官と合流する。


リードとローカー捜査官が盗聴しているのは、マフィアの構成員、ロマン・アザロフ(Roman Azarof)とタラス・ユージン(Taras Yudin)の2人で、アナコスティアのトラック運送会社で働いている。

2人のアパートには、ファナ(Fana)というナイジェリア人女性が掃除係として出入りしていた。



BAUのオフィスでは、メンバーたちがロシアン・マフィアとベンジャミンの政治的に敵対する団体との関連を調べていたが、有力な情報はつかめずにいた。


そんな折、女性レポーターがホッチナーの元を訪れ、犯人からビデオメッセージが届いたと告げる。
それと引き換えにベンジャミンとの単独インタビューを行いたいという女性レポーターの申し出をホッチナーは受ける。


ビデオメッセージにはソフィー本人が映っており、身代金として2000万ドルを、真夜中までに用意しなければ、ソフィーの命はないというものだった。


ベンジャミン個人にはその金額を用意することはできないが、政治資金として5000万ドルの寄付を受けていることを犯人は知っているようだった。


ホッチナーの提案により、モーガンとJJはメディアを通じて、犯人の要求を受ける準備がこちら側に出来ていることと、人質の見の安全が最優先であることを強調する。

一方のベンジャミンも、単独インタビューを受け、辛い胸の内を明かす。



ローカー捜査官とともに盗聴を続けていたリードは、ジャジャが身代金を200万ドルから2000万ドルに引き上げたという会話をキャッチする。


ソフィーの誘拐とロシアン・マフィアの関連が濃厚になってきた。


犯人からBAUに電話がかかってくるが、逆探知に失敗する。
しかし、犯人のメッセージを紐解いていたロッシらは、犯人はベンジャミンの周辺人物ではないかとの見方を強めた。


ベンジャミンの兄ポール(Paul)は、麻薬常習犯で、リハビリ施設から出てきたばかりだった。
さらに、ロシアン・マフィアに借金があることがわかり、それを精算している。

始めは言い渋っていたポールだったが、JJたちの追求に観念し、お金を出したのは弟で、自分の不倫関係を口外しないための口止め料だった。



ガルシアの執念で、誘拐犯がどこから電話をかけてきたのか見つけることに成功、場所はベンジャミンとソフィーが結婚記念日のデートの後2人で歩いたロック・クリーク・パーク(Rock Creek Park)だった。


現場に急行するホッチナーたち。

しかしそこにはソフィーの姿はなく、贈り物用の箱が置かれているだけだった。


ホッチナーが箱を開けると、そこにはベンジャミンがソフィーに贈ったイヤリングを付けた、ソフィーのものと見られる片耳が入っていたのだった…




誘拐現場に設置されていた監視カメラには、


「議員夫人の誘拐」の感想

ロシアン・マフィアに政治的しがらみ、不倫、身内の麻薬疑惑など
かなり複雑な展開のエピソードでしたね!


でも、「2時間ドラマだったらいいのに」というような感じも受けず、1時間にスッキリ収まっていたと思います。


登場する人がみんな怪しかったので、犯人が誰だか謎に包まれていましたよね(笑)
だから、犯人がわかったときは意外だったのと、「あ~、この人か」という、納得感がありました。


一番最後、ベンジャミンと母親の会話のシーンがありましたが、ベンジャミンの一言で、彼の印象まるっきり変わりましたよね。


なに、この腹黒親子!!


すごく嫌なシーンでしたが、このシーンがあるからこそこのエピソードのインパクトがものすごく強くなったのも確か。
強烈なスパイスの働きをしていて、良かったな、と思います。


事件後人気急上昇したベンジャミンを見たロッシは、「未来の大統領候補」と言いましたが、それはダメ~><

ですよね^^;


全体的にスムーズなストーリー展開だったと思いますが、一つだけもやもやしたのは、ベンジャミンと愛人のミシェル、どちらが嘘ついていたのかなということです。

始めミシェルが本当のこと言ってるのかなと思ってたけど、検査を拒否しましたし、でも、ベンジャミンはとっさにそれらしい嘘つきそうですしね。


まあ事件解決に直接関係しているというわけでもないのではっきりしなくてもいいのですが、ちょっと気になりました。



スペンサーの意外な才能

盗聴しているときにスペンサーが似顔絵書いていたけど、マシュー自体絵が得意なんですよね。
独特のセンスを持ってる人だな、と改めて思いましたが、エピソード中に披露したということは、スペンサーは絵が上手!

ということですよね。


過去にスペンサー絵を書いたことあったかな?


多分今回が初めてだと思うので、意外な才能があることがわかりました。


後もう一つ、スペンサーがローカー捜査官とロシア語で会話していましたよね。


ファナが西アフリカで使われているヨルバ語を、西ナイジェリアなまりで話しているということにも気が付きましたし。

シーズン9「帰郷」では、韓国語がわかると言っていましたが、実はスペンサー、言語にも精通していた?!


複数の言語が操れるって、エミリーみたいですね^^



チャールズ・ディケンズの本

ローカー捜査官が読みかけていたのは、チャールズ・ディケンズの「大いなる遺産(Great Expectations)」。

物語は、貧しい生活を送っていた主人公の少年ピップが、囚人を助けるところから始まりますが、やがて自分のところに莫大な遺産が手に入ることになり、人生が意外な方向に向かうというストーリーですが、人間模様や恋愛事情が複雑に織り混ざり、ディケンズの最高傑作とも言われています。


もう一冊、最後にローカー捜査官が言った「荒涼館(Bleak House)」もディケンズの本で、荒涼館をとりまく人間模様が描かれた小説です。


影なき狙撃者

ロッシがベンジャミンの母を例えるときに使ったのが、「影なき狙撃者(The Manchurian Candidate)」の中に出てくる母親、
これは、リチャード・コンドンのスパイ小説で、それをもとに1962年に「影なき狙撃者」として映画化されています。

映画の中に登場する母親は、自分の再婚相手であるアイスリン上院議員を次期大統領の椅子に座らせる野望を持っていました。そして、捕虜のときに洗脳の実験台にされ、開放された後も洗脳が続いている息子を利用してライバル議員を暗殺させようと画策します。


自分の目的のために息子を利用する…
なんとなく今回のエピソードとリンクするところがありますね。


ただ、映画の場合、最後は洗脳が解けた息子が母親と義理の父親を殺害、自らも命を絶つという最悪の結果で終わっているようです。


洗脳とか暗殺とか、おだやかじゃないですね(;・∀・)



スペンサーとローカー捜査官、いい感じ…?

スペンサーが初めてローカー捜査官に出会ったとき、握手を拒否しましたよね。

そして、ローカー捜査官がポンポン、と、スペンサーの手を叩いたときのスペンサーの「ちょっ…」というリアクションが笑えました。


その後、ロシア語で会話ができ、ディケンズ愛読者で急接近、最後は部屋の片付け手伝って、握手もしましたよね~。


おお、いいんじゃない?!


と思ったのですが、その後進展なし。


ちょっと残念な気もしますが、スペンサーは読書趣味が会う女性に惹かれやすいのかな^^;




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クリミナル・マインドシーズン10第19話「国外捜査(Beyond Borders)」のあらすじと感想

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国を超えて活動するプロファイラーチームがついに登場!


バルバドスで発生したアメリカ人一家誘拐事件
犯人は国内で発生した事件にも関係している?!


国内担当のホッチチームと、国外担当のギャレットチームの合同捜査が始まるぞぉぉぉ~!!


クリミナル・マインドシーズン10第19話
「国外捜査(Beyond Borders)」のあらすじと感想です。





「国外捜査」あらすじ

バルバドスで、観光に訪れたアメリカ人一家が誘拐された。


誘拐されたのはサリヴァン(Sullivan)一家で、父グレッグ(Greg)、母コリーン(Colleen)、14歳のアリソン(Alison)、そして10歳のニック(Nick)の4名。


事件発生後、FBI国外担当チームのリーダー、ジャック・ギャレットはクルズに呼び出される。
そして、ホッチナーにもクルズから連絡が行ったのだった。



クルズによると、サリヴァン一家を誘拐した犯人は、一昨年4月にフロリダで発生した、アイザック一家誘拐殺人と、2年前の4月にアルバで発生した、エヴァレット一家誘拐殺人と同一犯という。


どちらの家族も誘拐から24時間以内に殺害されていたことや殺害方法、遺棄する場所が類似していた。



今回のサリヴァン一家が誘拐されたのも4月の春休みシーズンで、空港の監視カメラには、シャトルバスに乗り込む一家の姿が映っていた。


犯人はアメリカ人家族をターゲットにしており、国内外で犯行に及んでいることから、ギャレットとホッチナーたちは、共同でを行うことになる。


キャラハンとリードはサリファン一家の自宅に向かい、その他のメンバーはバルバドスへ向かった。


機内で事件の背景を分析する合同捜査チームのメンバーたち。


モーガンは、犯人が皮の帯のようなものを使って被害者たちを叩いている点を、ギャレットは犯人がかぶっている帽子の色に注目する。

一方アメリカでは、モンティことラス・モントゴメリーIT分析官が、ガルシアと合流、サリヴァン一家の家族のサポートにあたっていた。


サリヴァン家の自宅は、セキュリティが十分で、犯人はアメリカではなくバルバドスから一家に目をつけていたと分析するリードとキャラハン。


一方バルバドスでは、犯人が乗っていたとみられるシャトルバスの分析が進められていた。
シャトルバスは、地元でもよく見かけるタイプとほぼ同じで、ナンバープレートは盗まれたものだった。

また、シャトルバスのドライバーはアメリカ人も多いが、ほとんどは大使館に申請していないのが現状で、正確には把握できていない。


シャトルバスを運営している業者に話を聞くホッチナーとリリー・ランバート捜査官は、それらしきバンを発見、逃げ出したドライバーを捕まえるが、犯人ではなかった。


犯人は、理想的な被害者を見つけるまで時間をかけて物色していた可能性があり、頻繁に空港に出没していたかもしれない、空港周辺の監視カメラを分析したガルシアとモンゴメリー捜査官は、過去2週間にターミナル内外にいる犯人の姿を確認した。


犯人の行動を見たロッシは、想像より犯人は若く、体を鍛えている点を指摘する。


エヴァレット一家とアイザック一家の検死結果をホッチナーに伝えるキャラハン。

遺体の状況から、犯人の憎悪は父親たちに向けられており、父親たちの遺体には、水責めや鞭で執拗に叩かれた痕が見られた。



ホッチナーとギャレットたちは犯人のプロファイルをまとめる。
○アンサブは20代前半から後半の白人男性
○犯人の執着心は共有するには個人的すぎる、よって共犯者はいないと見られる
○情熱から来る極端なまでの準備万端さで、犯人は被害者たちの優位に立つ
○犯人にとって被害者たちは崩壊した自分の家族の代わり
○被害者一家を誘拐した後は、まず父親を隔離して精神的な脅威を与え、自分は優越さといった感情を得たり、すべてを支配する力を増長させている
○海外も犯行の舞台とする犯人は、社会的にも文化的にもその土地に適応する能力を持っているが、こうした適応力の高さや知性の高さは、犯人をより暴力的にする
○アンサブは父親に家族のメンバーが死ぬのを見せた後最後に殺害している
○子供時代に育児放棄や虐待を受けた可能性があり、この経験が孤独や怒りの原因と考えられる
○その結果、犯人は被害者たちを殺害するためには手段を選ばないようになる


犯人が被害者の誘拐から殺害までの移動や、毎回ナンバープレートを変えている点に疑問をもつホッチナーたちだったが、捜査を進めるうちに犯人が意外な人物で、意外な場所で被害者を拉致していることが明らかになっていく…



「国外捜査」の感想

シーズン10で一番待っていたエピソードかもしれません♪


ご存じの通り、ギャレット率いる国外担当チームは、クリマイのスピンオフ「ビヨンド・ボーダーズ」の主要メンバーたち。


このスピンオフについてはまた詳しくあらすじや感想をお伝えしていこうと思いますが、ここで軽くメンバーの紹介をしておきますね。

1.ジャック・ギャレット

国外担当チームのリーダー。
FBIに長年在籍しているベテランで、歴代のFBI捜査官一家出身。
学生時代に知り合った同級生と結婚、2人の子どもに恵まれ、息子さんはアカデミーに進学し、父と同じFBI捜査官の道を進んでいます。

2.リリー・ランバート

国際法のエキスパート。
ジャックとは長年の信頼関係で結ばれていて、ジャックの右腕的存在。

弟がタイで犯罪に巻き込まれ、冤罪で20年感投獄されていて、それが彼女の仕事への情熱となっている。


3.マット・シモンズ

元軍人で、オールラウンダーの肉体派。

モーガンとちょっとキャラがかぶるかな、と思いましたが、すでに既婚者で、なんと4児のパパ。
モーガンとの違いがはっきりしすぎてインパクト大です(笑)


4.ラス・モントゴメリー

IT分析官で、ガルシアからは「モンティ」と呼ばれて親しまれていましたね。

16歳でエンジニアリングの修士課程を終了したという秀才。

その反面テディベアのように愛されるキャラで、IT分析の他に、被害者家族のケアにもあたっています。



国体担当チームは、ジャックがお父さんでリリーがお母さんの役を果たしているような、一つの家族とも呼べる存在という設定になっているようですが、これは本家のBAUと同じですよね。

一人ひとりのキャラは違うけど、こういう結束が強いチームの活躍は、これからが楽しみです。


ただ、残念ながらスピンオフ番組では、リリーはメンバーには入っていなくて、このエピソードが彼女の初登場であり最後の登場になるんですね~。



ジャックたちは、今回のエピソード初登場になりますが
ストーリーの流れに沿ってさり気なく彼らを紹介しているのはうまかったですね。

ホッチナーたちとジャックたちは昔からよく知っている仲ということもよく出ていましたし、ジャックたちメンバーのキャラやバックグラウンドもそれとなくこちらに知らせてくれてましたよね。


舞台は国内外、そして2チームの合同捜査ということで、かなり壮大な設定ですが、1時間でよくまとまっていて、観終わった後も不満は出てきませんでした。


犯人は早い段階で誰だかわかりますが、帽子の色とか、移動手段とか、ナンバープレートとか、なんでそうなんだろう、っていうのが後の方にじわじわと明らかになってきて、これがなかなかやきもきしました。

被害者を拉致していたのが海の真ん中、なんてかなりのサプライズでしたよ~。


あと、エピソードで印象に残ったのは、バルバドスの海の青さ!


ときどきこの海の美しさに目が行ってしまって、ストーリーがかすみそうになることもありました^^;


犯人に関しては…

過去のトラウマを引きずっての犯行ですが、その非情さと、会話の成り立たなさにイラッとさせられたキャラでした。


犯人がニックを海に放り投げ、その後救出されますが、それはちょっとドラマかな、と思ったけど、助かってよかったですε-(´∀`*)ホッ


海外で起きた事件にBAUはどうやって対応するのか、見る前から楽しみにしていたのですが、期待は裏切られませんでした。


ビヨンド・ボーダーズへの期待も膨らみますし、色んな面で楽しめたエピソードです♪



Joran Van der Sloot

エピソード内で事例として挙げられたのが、ナタリー・ホロウェイ(Natalee Holloway)失踪に関わっているとされる、ジョラン・ヴァン・ダー・スロート。

オランダで生まれ、3才のときにアルバに一家で移り、そこで育ちました。

2005年、18歳のアメリカ人、ナタリーが旅行先のアルバで失踪、17歳のヴァン・ダー・スロートは、容疑者として逮捕されます。

しかし、証拠不十分で釈放されるのですが、その後失踪事件はアメリカのメディアやヴァン・ダー・スロートの父をも巻き込み、長期間世間の注目を集めることになります。


ヴァン・ダー・スロートが証言を二転三転させたり、ナタリーの遺体も見つからないことから、未だに未解決になっています。


ちなみにヴァン・ダー・スロートは、別の殺人事件で実刑判決を受け、ペルーの刑務所に収監されています。




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クリマイ10第20話「惨劇の食卓(A Place at the Table)」のあらすじと感想

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メリーランドで発生した、ものすごく奇妙な一家殺人事件!


きちんとセッティングされたテーブルに季節外れの「ジングルベル」…


複雑な人間関係を紐解く、BAUメンバーたちの活躍に注目!


それからホッチと義父のやりとりも目が離せない!


クリミナル・マインドシーズン10第20話
「惨劇の食卓(A Place at the Table)」のあらすじと感想です。





「惨劇の食卓」あらすじ

メリーランド州ベセスダ。

隣人から通報を受けキングマン(Kingman)宅を訪れた警察官は、キレイにセッティングされた食卓に座ったまま息絶えている4人の遺体を発見する。


被害者はフランク・キングマン(Frank Kindman)の妻ドナ(Donna)、ドナの母クララ(Clara)、フランクとドナの娘のジェナ(Jenna)と息子のランス(Lance)。


被害者たちは皆手を後ろで縛られ、頭を撃ち抜かれて殺害されていた。
しかし、ドナだけは首を絞められていた。


家の中では、4月というのにジングルベルのレコードが繰り返しかけられていることに不審を抱くロッシ。

犯行現場をライブ中継で見ていたリードは、被害者が4名なのにセッティングが6名分であることに注目する。


その時現場から逃げ出そうとした血まみれの男を警官たちが発見、取り押さえられた。


男の名前はエズラ・ウォレン(Ezra Warren)。
25歳のウエイターで犯罪歴はない。


エズラによると、彼はランスの恋人で、事件当日、ランスの母、ドナの誕生日で2人で自宅を訪れた。

2人が訪れたのは食後で、交際に反対しているフランクとランスが口論となり、エズラは一人で二階に上がり、ハッシュを吸ってそのまま眠ってしまった。


そして深夜、目が覚めて下に降りると、ランスたちの変わり果てた姿を発見、エズラについた血は、ランスのものだった。



事件が発生したキングマン宅を捜査するJJとリード。


流し台には、食べ終わった後の4枚の皿と食器が置かれていたが、ワイングラスは5つだった。


さらにリードがテーブルにセッティングされていた皿を動かすと、テーブルクロスについた血のりを発見する。

犯人は犯行後、テーブルをセットし直している。


リードとJJはリビングルームに移動、そこは争った形跡があった。
部屋をくまなく調べていたJJは、きれいにジャンル分けされていたレコードの棚についていた血痕を発見する。



エズラの取り調べを終えたロッシとモーガンは、エズラを白と見る。


一家の中で行方がわかっていないのはフランクと息子のディロン(Dillon)の二人。

仮に犯人の目的がフランクの誘拐だったとして、身代金を取る必要があるのになぜドナらを殺害する必要があるのだろうか。


ガルシアは、フランクがディロンに7年間もの間毎月5,000ドルずつ送金していたが、10ヶ月前にストップ、ディロンは多大な借金を抱えていることに注目する。


また、ジェナがSNSに投稿したことがきっかけで、ジェナと恋人のマークが、事件当日自宅にいたことがわかる。

マークから事情を聞くキャラハンとモーガン。

マークによると、フランクは変わり者で、2人は一線を超えていないにも関わらず、ジェナを妊娠させないようクギをさしたり、ランスとエズラの話はご法度、フランクとディロンは互いに憎しみ合っていたという。


その頃アレクサンドラ警察署に、連絡が取れなくなっていたディロンが自ら出頭したと、連絡があった…


ホッチと義父ロイ

捜査中に、ホッチナーの義妹ジェシカから連絡が入る。

ジェシカの父ロイが、以前持っていた店の窓を壊して店内に入り、警察署に留置されているというのだ。

ジェシカはジャックに付き添って航空宇宙博物館(The Air and Space Musium)にいるため、ホッチナーがロイを迎えに行く。

ヘイリーが亡くなってから、ホッチナーとロイは疎遠になっており、ヘイリーを失った悲しみや怒りをホッチナーにぶつけるのだった。

さらにロイはアルツハイマー病と診断され、ジェシカはロイをケアホームに預けようと考えていたが、ロイは頑なに拒否していることを知ったホッチナーは、なんとかしたく解決策を思案するのであった。



「惨劇の食卓」の感想

不可解な殺人事件で、かなり人間関係の複雑さが印象的でしたね。

その人間関係の複雑さから、犯人は誰だろう、と思っていたけど、本当に全くノーマークだった人物が犯人で本当にびっくり!

「春にジングルベル」の謎も最後には解けて、これも本当に意外だったのでびっくり。


こういうびっくりは、サスペンスドラマを面白くしますよね^^


犯人ももちろんヤなやつだったけど、金に物を言わせる威圧的なフランクがもっと悪者に感じました。


この事件だけだったらこのエピソードは暗く、ドロドロした気持ちで終わったのかもしれませんが、ホッチとロイの話を挿入することで、そのどろどろ感がかなり和らぎ、温かい気持ちになりました。


ジャック大きくなりましたね!


私がこのエピソードを好きになったのは、ホッチとロイのやり取りが良かったからです。
ホッチ役のトーマス・ギブソンと、ロイ役のエドワード・アズナーの演技が最高でしたね。

ヘイリーを失った悲しみから癒えず、怒りややりきれなさをホッチにぶつける堅物なロイ、そして、同じくヘイリーを失った痛みを引きずり、ロイの辛さを痛いほど感じているホッチ。

こうしたキャラ性格が、2人の演技を通してにじみ出ていて、事件のこと忘れるくらいにハマってしまいました。


トーマスもエドワードもどちらも名優!素晴らしいの一言です。


ロッシとモーガン何気に面白かったよ(笑)

エズラを取り調べたロッシとモーガン。
エズラが逃げ出そうとしたり、血のりがたくさんついていたにも関わらず、シロの判断を下しますが、その時のセリフが最高によかったです♪

“I’ll be the first to admit my gut’s not infallible.
Three marriages and Three divorces can attest to that.
But right now it’s telling me Ezra didn’t do it.
(今回初めて俺の直感は絶対に確実でないことを認めざるをえないな。3回の結婚と3回の離婚がそれを証明しているよ。
でも、ちょうど今、俺の直感は「エズラはやってない」って言うんだ。)


自分の経験を引き合いに出して、すごく説得力ありますね(笑)


そしてロッシの言葉を受けてモーガンが

“And for waht it’s worth, my gut is with Rossi on this one.”
(あくまでも自分の意見だけど、俺の直感もロッシについてるよ。)


この不確実だけど、っていうのがツボにはまりました!


このセリフ、2人とも真顔で言っていたのですが、すごく笑えました(笑)



またでてきた、マーサ・スチュワート

犯行現場のテーブルセッティングが、完璧なままの様子を見たモーガンが「マーサ・スチュワートも惚れるだろう」と言いましたが、マーサ・スチュワートは、アメリカの著名なライフコーディネーターです。

「マーサ・スチュワート・リビング」という冠番組を持っていたようですが今はあるのかな?同じタイトルの雑誌は見つけたので、今も影響を与えているようですね。


クリマイでは以前にもマーサ・スチュワートの名前が登場しました。

そのエピソードは、シーズン9第9話「奇妙な果実」です。



Cluedo(クルード)

モーガンが、「今回起きた事件は、”Clue”を連想させるよ」というシーンがありましたが、Clueとは、イギリスの古典推理ボードゲーム「クルード」のこと。

ボードゲームが洋館になっていて、「容疑者」「凶器(道具)」「犯行現場(失踪部屋)」といった3種類のカードとサイコロを使ってゲームを進めていきます。洋館で起きた殺人事件について、誰が犯人で、どの部屋でどんな凶器を使って事件を起こしたかということを推理するのですが、クルードにはいろんなバージョンがあるようです。

ちなみに日本では、金田一耕助バージョンと、名探偵コナンバージョンがあるということです。


ちなみにモーガンが言った、Colonel Mustard(マスタード大佐)は、クルードに登場する容疑者キャラの一人。


面白そうですね。


モーガンもやったことあるなら私もやってみようかな(笑)


ホッチとロイ

アルツハイマー病になり、一人暮らしが困難になってきたロイですが、施設に入るのを嫌がりますし、かといってジェシカの家は手狭で引き取るに引き取れない。


ジェシカはロイに昇格したので今より広いところに住めるから一緒に住もう、とロイに提案します。
始めは断ったロイですが、結局ジェシカと一緒に住むことに。

でも、これは、ホッチが援助するための芝居だったことを、ロイは見破っていたんですね。

それを承知でOKしたロイ。

ロイにホッチの思いが伝わったのでしょうか。


今はヘイリーのことでホッチを許せずにいるけど、そのうちヘイリーのことも忘れてしまって…


というシーンにはぐっと来てしまいました。いずれはその日が来るんだろうけど悲しいよ、ロイじいちゃん(TдT)



私の好きなエピソードのひとつになりました。




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クリマイ10第21話「かぎ爪の悪魔(Mr. Scratch)」のあらすじと感想

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大の大人が怪物が犯人と主張する奇妙な連続殺人事件が発生!


本当に犯人は「シャドウ・モンスター」なの?!


クリマイ史上奇妙な事件の始まり、そして久々の「極悪シリアルキラー」の始まりだ~><



クリミナル・マインドシーズン10第21話
「かぎ爪の悪魔(Mr. Scratch)」のあらすじと感想です。







「かぎ爪の悪魔」あらすじ

クワンティコのBAUインタビュールーム。

ホッチナーは妻殺しの容疑者、ラリー・メリン(Larry Merrin)の取り調べをしていた。

ラリーは一貫して無実を主張、犯人は「かぎ爪のシャドウ・モンスター」がやったと言い張るのだった。


ラリーの話によると、就寝前、妻に頼まれ不審者がいないかどうかチェックするため下に降りた。

すると、セージが焦げたような香りがして気分が悪くなり、木の枝のようなカギ爪を持つ手が現れた、妻のことが心配になって階段を登ろうとしたが、カギ爪の手に引きずり降ろされ意識を失ったという。


しかしホッチナーはこの話に同調することができなかった。

なぜなら、隣人の通報で警察官が駆けつけた時、ラリーはナイフを持って死亡している妻のそばに倒れていたからだった。
さらに、ラリーの胸には妻がつけた引っかき傷が残っている。


奇妙なことに、ラリーの前にも似たような殺人事件が発生していた。

ダニエル・カルラス(Daniel Karras)は母親を殺害し、またクリスティーン・マクニール(Christine McNeil)は、ボーイフレンドを殺害、ラリー同様、どちらも「シャドウ・モンスター」に襲われたと主張、犯行の記憶が全くなかったのだ。


この経緯から、ラリーは警察ではなく、BAUで取り調べを受けているのあった。


容疑者とみられる3人は、33~34歳と年齢には共通点があったが、それぞれ別の州に住んでいて、地理的には共通点はない。


人種も別で社会的経済的な関連性もなく、薬物反応も陰性だった。



モーガンとJJと認知面接を行ったダニエルは、事件当時のことを振り返り、説明し始めた。

仕事が終わって帰宅し、いつものように冷蔵庫からビールを出して飲む。


ビールの味がいつもと違うことに気がついた時、どこからかセージのような香りがして、気を失ってしまった。


気がついたらあたりはすっかり真っ暗で、キッチンテーブルに縛られて身動きが取れない。
そのときシャドウ・モンスターが現れ、自分に性的暴行を加えた。


気がついた時母親の隣りにいて、母親は死亡していた。


しかしダニエルには性的暴行を加えられたという証拠は発見されていない。



もう一人の容疑者、クリスティーンは、シャドウモンスターの話をした後黙り込んで反応しなくなったため、ケイトとホッチナーは何も聞くことができなかった。


犯人は、容疑者3人を操って殺人を起こさせたのではと推測したホッチナーたちは、容疑者のバックグラウンドについて調べる。


やがて3人の容疑者の共通点がガルシアによって発見される。
3人共1985年に、里子に出されていたのだった。



ラリーの自宅を訪れたロッシとリード。

犯人は、容疑者たちに子供がもっとも恐れる怪物の幻覚を見せ、その恐怖心を煽って犯行に走らせたのでは、と推測する。


そして、容疑者たちが怪物が現れる前にはセージの香りがしたことを思い出し、それは幻覚を見せるためだったことに気がつく。


予想通り、家の通気口からプラスティクのチューブが見つかり、セボフルランとスコポラミンの陽性反応が出る。
どちらの薬物も強烈な乖離性のあるものだった。


臭いを嗅いだ容疑者は、いわゆる催眠状態に陥り、シャドウモンスターを見て恐怖を植え付けられる。
そして、その恐怖から逃れるために犯行に及んだというのだ。


しかしなぜ3人共同じように「かぎ爪のシャドウモンスターが現れた」というのだろうか。


3人は子供時代に同じような体験をしたのでは、と推測したホッチナーたちは、3人の里子に出される前に遡って調査を始めた。



新たな殺人事件が発生する。


死亡したのはビル・キンダーマン(Bill Kinderman)で、妻と別れ、息子と2人で暮らしていた。


ビルは自分で喉を切っており、他のケースと違っていたが、ビルも1985年養子になっていたことがわかる。
JJは、ビルには親心が残っていて、息子の代わりに自分の命を絶ったのではと推測する。



ビルの妻の話によれば、ビルは不倫を繰り返しセラピーに通っていた。
しかし高校の時担任に誘惑されたり、12歳の時に牧師からいたずらされると言った虚偽を繰り返し、しかも本人はそれはすべて本当だと主張していたというのだった。


アメリカでは、1980年代悪魔的儀式虐待が社会的な問題となり、1988年までに270ケースが報告されていた。
1985年に養子となった被害者の4人は、もしかしたらこの影響で虚偽記憶を植え付けられ、そのせいで皆同じようなシャドウモンスターを見たのではないだろうか。


ホッチナーとロッシは、沈黙を守っているクリスティーンに再びアプローチする。


ホッチナーは一計を案じ、セージを燃やすが、その臭いを嗅いだクリスティーンは4歳児に戻り、少しずつ口を開いていく。
しかし、あるところまで来た時に、以上に怯え、「ミスター・スクラッチが来る!」と叫びながら自分の顔を執拗にかきむしり始めた。


同時に、FBI内がの電気が一斉にダウンする。


原因を調べてみると、犯人とみられる人物が故意にやったことがわかる。


犯人が使ったハッキングコードの特徴を見たリードは、犯人の特定につながる要素を発見する。
この暗号化の特徴からすると、犯人はハーバード大学の数学の超エリートコース、Math55の受講生である可能性が極めて高い。

しかも、Math55を受けた生徒たちのほとんどが、NSA(国家安全保障局)で働くというのだ。


それを知ったホッチナーは、NSAの知人にコンタクトを取るが、彼から受け取ったメモには一人の人物の名前が記されていた…



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「かぎ爪の悪魔」の感想

いやあ~、久しぶりの「悪名高いシリアルキラー」キャラが登場したかな、と思わせるようなエピソードでしたね。

モンスターが現れたり、犯人が巧妙なマインドコントローラーだったりと、奇妙な印象が始めから終わりまでありましたが、スペンサー役のマシュー・グレイ・ギュブラーが監督と聞くと「あ、やっぱりね」って納得してしまいます(笑)

エピソードに現れるシャドウモンスターのスケッチは、マシュー自ら描いたもので、このエピソードはホント、マシュー色の濃い作品に仕上がっていると思います。


ちなみに被害者たちが描いたシャドウモンスターは、みなマシューが描いたということですが、違いを出すように、右手で描いたり左手で描いたりしたそうです。


マシューって本当に多才ですね!



最後はどうなることやらとドキドキしてしまいましたよね!


なんといってもホッチが犯人の毒牙にかかってピンチに陥ってしまったわけですから…


犯人はとても狡猾なヤツだったのでそれは嫌なのですが、全体的に個性的なエピソードでまとまっていたところはすごくよかったです。


終わり方が「次またあるな」という感じでしたね。


Mr.スクラッチまた出るのか(-_-;)



あ、モーガンジャケット着てる!

BAUのミーティングルームのモーガン、何か違うなと思ったら、

ジャケット着てる!

とっても久しぶりに見た気が。


やっぱりモーガンは何を着ても似合いますね。素敵すぎ(*´ェ`*)ポッ



面白いところで凝っている今回のエピソード

今回のエピソードで気がついたのですが、登場人物が、他の小説などの要素を取り入れて出来ている部分があるところです。

Mr.スクラッチ
「Mr.スクラッチ」という名前は、今回のエピソードのオリジナルではなくて、南北戦争前やニューイングランド時代に出来た物語によく登場する悪魔の名前から来ています。

チャールズ・ディケンズの「クリスマスキャロル」(1841)や
マーク・トウェインの「トムソーヤの冒険」(1876)にも名前が出てくるほか、その後も小説や映画にでてきています。


登場人物の名前
登場人物の姓が、あのホラー小説&映画「エクソシスト」から来ています。

役名 クリマイでの役柄 エクソシストでの役柄
マクニール(McNeil) Mr.スクラッチに操られ、ボーイフレンドを殺害(クリスティーン・マクニール) 女優で悪霊に取りつかれたレーガンの母(クリス・マクニール)
キンダーマン(Kinderman) 4番目の被害者(ビル・キンダーマン) バーク・デニングスの殺人事件を担当した警部補
カラス(Karras) 1番目の被害者で、母親を殺害(ダニエル・カラス) クリスに悪魔祓いを依頼された神父(デミアン・カラス)
メリン(Merrin) 3番目の被害者で、妻を殺害(ラリー・メリン) カラス神父とともに悪魔祓いをする神父(ランカスター・メリン)


エクソシストの役柄と、クリマイの役柄をフューチャーさせながら見ると、また違った面白さを味わえるかもしれませんね(笑)


架空の舞台
ダニエル・カラスは、メイン州デリーに住んでいるという設定でしたが、実はこの町は架空のもので、スティーブン・キングの小に度々登場しています。

ホラー小説家として知られているスティーブン・キングの架空の街を登場させるって、ホラーつながりですね。


こういうことを知りながらエピソードを見ると、ホラー色をもっとひしひしと感じながら楽しめるかもしれません~♪


悪魔的儀式虐待

悪魔崇拝者によって子どもたちが性的・肉体的に虐待しているという告発が、1980年代のアメリカで頻発し、社会的問題に発展しました。

エピソード内で事例が挙げられましたが、

○マクマーティン…1983年のマクマーティン保育園事件のこと。保育園に通う園児の母親の主張から始まり、その後園長らは208件の児童虐待に関する訴因で告発され、裁判は6年という長期に渡りました。
○フェールズアクレス…マサチューセッツ州にあったフェールズアクレスデイケアセンターのこと。ここで働いていた教師が、園児たちに性的虐待をしていたとして1986年に有罪判決を受けました。保育園を運営していた母や姉も4人の園児に対しての虐待の罪で有罪判決を受けました。
○ケーン郡のケース…カリフォルニア州ケーン郡で、1980年代、悪魔的儀式虐待の報告が相次ぎ、60名の児童が性的被害にあったと告発、36名が裁判にかけられ有罪判決を受けました。


といっても、物的な証拠が乏しい上、有力な証言者が小さな子供であり、記憶が定かでなかったり、エピソードでも注目された虚偽記憶の可能性が高く、また、実際に親などから受けていた性的虐待の記憶と混同する証言も多かったことなどから、悪魔的儀式虐待は、一時的なモラル・パニックだと結論付けられています。

いわゆる、現代で言う魔女狩りですね。


実際にマクマーティン保育園事件は、裁判が長引いたものの、全員無罪となりました。
フェールズアクレスのケースは、逮捕された教師とその家族が無実を訴え続け、判決について幾度となく争われ、母と姉は判決を覆し1995年に釈放されました(教師本人も2004年に釈放)。

ケーン郡のケースも殆どが判決が覆され無罪になりました。



他の記憶と混同する虚偽記憶って、本当にあるんですね。


もしかしたら自分自身気づかないうちに記憶と記憶をまぜこぜにして、新しい”事実”として信じ込んでいる部分があるかもしれません~。



ホッチとMr.スクラッチの闘いは、ドキドキしましたが、ホッチ負けないでよかった!
これが本当のマインドゲームですね。





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クリマイ10第22話「正義の人(Protection)」のあらすじと感想

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きらびやかな町、ハリウッドで連続殺人事件が短期間で発生!


「高級車に乗った被害者」が犯人のターゲット?


にしても弾が尽きるまで銃を撃つのは尋常じゃない、
ホッチたち、プロファイリング頼んだよ!



クリミナル・マインドシーズン10第22話
「正義の人(Protection))」のあらすじと感想です。







「正義の人」あらすじ

ハリウッドで3日間で3人が射殺されるという、連続殺人事件が発生する。

被害者は銀行マンのゲイリー・フィッシャー(Gary Fisher)、会計士のネイト・コクラン(Nate Cochran)、そして娼婦のターシャ・ブルックス(Tasha Brooks)の3人。


ゲイリーは体に13発の銃弾を浴び、愛車のジャガーの脇で絶命していた。


ネイトとターシャは、ネイトが所有するBMW内で、やはり13発の銃弾を浴びて息絶えていた。


どちらも犯行に使われた弾が同じだったため、同一犯の犯行とみられた。


しかし盗まれたものもなく、操作撹乱を狙った証拠隠滅の形跡もない。


過剰に被害者を撃っていることから、激しい怒りが犯行の動機となっているのでは、とリードは推測する。


被害者同士の共通点は見られなかったが、ターシャが娼婦であり、どちらの被害者のことも知っている可能性がでてきた。

もしくはゲイリーも、殺される直前まで娼婦と一緒にいたかもしれない。


女性の存在を突き止めることが捜査の最優先となる。


ターシャのポン引きによれば、ネイトはレギュラーだったが、ゲーリーは知らないという。


ゲイリーを知りたければ、東アラメダ地域で客引きをしていた娼婦たちに話を聞けばいい、というポン引きから情報を得たホッチナーたちは、該当する娼婦たちとインタビューを重ねる。


JJとカラハンはリゼッタ(Lizette)という娼婦とインタビューする。

リゼッタは始め、ゲイリーのことを知らないと言うが、その挙動から何か事情を知っている様子だった。


後、JJが改めてリゼッタから話を聞くと、彼女はゲイリーが殺害される直前まで一緒にいたことがわかる。


更にリゼッタは、犯人を目撃しており、フードをかぶった白人が、ゲイリーに向かって「俺の町から出て行け!」と言いながら蹴り上げ、銃で撃ち始めたと告白する。



やがて新たな殺人事件が発生する。


殺害されたのはラマー・テイラー(Lamar Taylar)という、自動車盗やドラッグの売人という犯罪常習犯で、遺体のそばには他の事件と同じく45口径の弾が残されていた。

また、ラマーの遺体には、撃たれた痕と、殴る蹴るの暴行を加えられた痕が見られた。


ラマーのそばには、クララ・ミラー(Clara Miller)という68歳の女性が死亡していた。


彼女には撃たれた形跡も、暴行を加えられた形跡もなく、心臓に持病を持っていたため、死因は心臓発作と考えられた。


犯人の動機は、「自警団」として町を守ることにあると気づいたホッチナーたちは、ここで犯人のプロファイルを発表する。


◯アンサブは20代の白人で、”モラルの執行者”、つまりある種の自警団である
◯犯人はおそらく町を守るために犯罪を一掃するのが自分の使命と感じている
◯夜のパトロールを実行しており、疑わしい人間を見つけたらその後を尾行している
◯ラマーには、死後に激しく暴行を加えた形跡が残されていたが、これは犯人の極度な怒りを象徴している
◯犯人はおそらく薬物による精神障害を持ち、彼自身が暴力犯罪の被害者であったと考えられるのである
◯犯人は何をするか予測不可能で危険な状態になっているが、これは犯人の個人的な動機が原因である
◯犯行を犯すごとに犯人は自信をつけると同時に、信念もまた大きくなっている
◯犯人はロサンゼルス地域に住み、おそらくここで育ったとかんがえられる。しかし激しい非社交的な性格から、仕事もパートタイムにとどまっているだろう
◯統計的に言えば、この種の連続殺人事件を犯す犯人は、自ら降参することなく、また生きて捕まえるのが難しい
◯犯人は自警団であっても、警察と言った組織は信用せず、罪を罰する熱意は、司法に対する深い不信感とつながっている


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「正義の人」の感想

こういう自警団的な人物が犯人というエピソードは過去によくでてきましたが、犯人がそうなった背景が違うので、新鮮さがありました。


また、犯人と同居していた親子、あれ最後にやっと幻だったことに気がついたのですが、エピソード中はもうすっかり騙されていたし!


「本当はこの娘がマスターマインドでは?」なんて疑いを入れたりして^^;


こういう実は幻想だった、というパターンのエピソードも過去に何度も登場してますが、これほど「ひっかかった~!」っていうのはなかったですね^^;



何故この親子までも…
と、やりきれない気持ちですが、最後犯人が親子の幻想を見て笑顔を見せたのは気持ち悪かったです。


犯人にも自警団になってしまった理由はあるけど、やっぱり自分勝手さが目立ってしまってると思います。


勝手な思い込みで、罪もない人たちが犠牲になってしまいましたからね(・_・;)



エピソードとしてはよかった、でもこの手の勘違い野郎は嫌です。



ウォルター・ペイトン

ポイン引きのニックネームが「スウィートネス(Sweetness)」ということを聞いて、あり得ない!と反論したモーガン。

「スウィートネスはウォルター・ペイトン(Walter Payton)のニックネームだよ」


ウォルター・ペイトン(1954~1999)は、米ミシシッピ州コロンビア出身のアメリカンフットボール選手。

ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のシカゴ・ベアーズに所属して、大活躍、1993年には「プロフットボールの殿堂」に選出されたそうです。



「スウィートネス」というニックネームは、彼の走る姿が滑らかであることからきているとのこと。


その彼の走りが見られる動画を見つけました。




「スウィートネス」として見ているからかもしれませんが、荒々しいイメージのあるアメフトだけど、ペイトンの走りはマイルドさがでてますね。



モーガンがペイトンを会話に出すなんて、モーガンらしいと思いましたが、なぜポン引きとペイトンを…


笑いをつかむためだったのでしょうか^^;



あれ、全然服が違う!

ラマーの事件の後、また殺人事件が発生しましたが、この時被害者の恋人が着ていた服は、ピンクのカーディガンにブルーのワンピースだったのに、事件後警察にいるときと回想シーンでは黒尽くめの服に変わっていましたよね。


「あれ、なんか違和感が…」と思ってもう一度見直したらやっぱり違ってました(・_・;)


違いすぎるとストーリーが途切れてしまいますよね。

すごくびっくりしました。



「マッシュルームの匂いがする」って(笑)

クワンティコに戻ってきたホッチたちを出迎えたのは、ピザの箱を両手に抱えたガルシア。

クルズから命令を受けた資料集めという残業をしなきゃいけないメンバーたちのために用意したものですが、スペンサーが「マッシュルームの匂いがする」といったのには笑えました。

ピザなんだから、もっと他の具の匂いがするはずなのに。


スペンサーはマッシュルームが好物なのかな。


相変わらず事件解決に貢献したスペンサーだけど、彼のどのセリフよりもこれが一番印象に残りました(笑)



メグが誘拐?!

無事に事件は解決しましたが、エピソードの最後で、メグと友達のマーケイラが、SNSで知り合った「ボビー」と待ち合わせしていることがわかります。


あ~、まだ続いていたんだね。


怪しさ100%、やめればいいのにな。


どうやらライブに行く約束をしているようですが、バイトが終わらないので代わりに母親が迎えに来ました。


うわ~、これだけでも怪しさ200%なのに。
ちょっとは疑って!


と、そんなツッコミも虚しく2人は車に乗り込みますが…


で、次のシーズン10最終話に続きます。


メグとマーケイラーの運命は?!



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クリマイ10第23話「人身売買(The Hunt)」のあらすじと感想

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シーズン10の最終話!


何者かに誘拐されてしまったメグの行方は?


やがて誰がやったのか見当がつき愕然とするケイト!


インターネットの闇と犯人の動機ががっつりと浮かび上がる結末に背筋が凍りつく!


クリミナル・マインドシーズン10第23話
「人身売買(The Hunt)」のあらすじと感想です。







「人身売買」あらすじ

BAUで残業中のキャラハンのケータイに、メグから”pepp”というメッセージが入る。


キャラハンは何かあったときに備えて、パニックコードを”pepper”と決めて、メグに何かあったら使うよう言っていた。


折り返しメグのケータイに電話をするが留守電になる。


胸騒ぎを覚えたキャラハンは、マーケイラの母親に連絡を取るが、マーケイラの携帯も電源が切られていた。


メグとマーケイラの身に何か起こったことを察知したキャラハンは、BAUメンバーとともに捜査に乗り出す。



監視カメラには、見知らぬ車に乗り込むメグとマーケイラの姿が映っていた。

しかし車のナンバープレートは盗品、メッセージなどの履歴はきれいに消されていることから、2人は計画的に誘拐された可能性が高まる。



以前モールでメグとマーケイラが、同じクラスの男子と待ち合わせしたことを思い出したキャラハン。


メグのパソコンを分析していたガルシアに、同じクラスにボビーとテイラーという名前の男子がいるかどうか調べてもらったが、リストからは名前を見つけることができなかった。



メグのワードローブを調べたキャラハンは、メグがお気に入りの服を着て出かけたことを知る。

マーケイラも同じくおしゃれをして外出していたことがわかった。


また、2人のパソコンには、スカイプやメールのやり取りした痕跡がキレイに消されていて手がかりが残っていないこともわかった。


2人のクラスメイトのサムから話を聞くリードとモーガン。


サムの話では、マーケイラがインスタグラムを通して知り合った男子に興味を持っていて、メグと一緒にその男子の話ばかりしているうえ、eメールでのやりとりも毎日のようにしていたことがわかる。


2人はその男子のことを「ボビー(Bobby)」と呼んでいた。


サムはメグたちから送られてきたボビーの写真をクラウドに保存しており、それを見たキャラハンは、「写真の人物はわからないが、誰が2人を連れ去ったのかはわかる」と言う。



キャラハンは「リバーサイドのバラバラ事件(第1話に出てきた「ベイカーフィールドの屠殺人」のこと)」の事件解決後、犯人が一人ということに納得できず、密かに捜査を続けていた。


やがて被害者の一人、カリフォルニア州モデスト市で、自発的に行方不明とされていたアイリーン・バンクス(Eileen Banks)が、メリーランドで交通事故で死亡した。

アイリーンが失踪する前に、SNSで知り合ったと話していた男性の写真が、ボビーと全く同じだったのだ。


以前の事件で追い詰めた犯人が、復讐のためメグをターゲットにした。
キャラハンは、そう直感する。



やがてマーケイラが保護される。

彼女の話によると、メグとマーケイラは、ボビーからコンサートに誘われ、会う約束をした。
しかし、当日バイトが忙しいため、ボビーの”母親”が代わりに迎えに来た。

車で移動中”母親”の態度が変わり、背後から男2人に注射をうたれ気を失う。


拉致された先で目が覚め、再び車で移動、その時スキを見計らってマーケイラーは逃げ出した。


2人の男はマーケイラーを見失うが、年配の男が若い男を責め、撃ち殺してしまう。


メグはいざというときにどう対処するかケイトから徹底的に教え込まれており、それを実践したとマーケイラは涙ながらに語った。


アイリーンの検視官から報告を受けるJJとロッシ。


アイリーンの胸と首には、死亡前、時間をまたいでつけられたとみられる無数の刺し傷が残っていた。



始めは性的目的の人身売買組織による犯行と考えられていたが、ロッシはもっと他に理由があるのでは、と気づくのであった…


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「人身売買」の感想

第1話の最後(「容疑者x」)で、ジョギング中の女性がバンに連れ去られた後、ネットオークションにかけられたシーンが有りましたよね。

そのときに女性を連れ去ったのが今回の犯人たちだったんですね~。


そういうことだったんだ。


第1話は、身体欠損性愛者がネットから体の一部を購入するという、気味の悪い話でしたが、それはこの犯罪組織の一部分だった、ということですよね。


シリアルキラーのための人身売買って…


殺すのを目的で高いお金を払う人っているのだろうか、という疑問が出てきて恐ろしさを通り越してちょっと冷静になってしまいました^^;


第1話とのリンクは面白かったけど、ケイトと犯人との直接対決とかがなくって、最終話にしてはいまいち盛り上がらなかったような気がします。


犯人は、自分の息子も殺してしまうような非道な人間だけど、かといってシリアルキラーのような極悪さも描写されなかったし。


メグが救出されるのも、なんかいつもよりあっさりしすぎているし、「大丈夫、まず死ぬわけない」っていう変な安心感もでてきてしまって、最後はあまり切迫感がでなかったです。


ケイト役のジェニファー・ラブ・ヒューイットが妊娠したため、慌ただしくストーリーが変わってしまったのでしょうか。



最後のホッチとケイトのやりとりと、JJの妊娠がわかるシーンがなかったら、「つまらない」って感想になってたと思います。



ケイトがBAUを去る

事件解決して2週間後、ホッチのオフィスに訪れるケイト。

ケイトの取った行動は、事件解決につながるきっかけになったものの、自分の家族を危険な目にさらしてしまうリスクもあるということを体験しました。


仕事を離れてメグと過ごした1年が人生で一番楽しい時間だったことや、姉との約束を思い出し、生まれてくる子供のためにもBAUを去る決心をしたケイト。

その決意を受け入れて、「君の場所はいつでもあるよ」と優しい言葉をかけたホッチ。


ホッチの目にうっすらと涙が浮かんだのが感動的でした(´;ω;`)


けっこう冗談も言うし、BAUに馴染むんじゃないかな、と期待していたのですが、残念ですね。


1シーズンだけだったけど、ケイト、お疲れ様でした!


懐かしい顔発見!

シーズンの最終話に懐かしい顔が登場するのは恒例みたいになっているようですが、今回も懐かしいキャラが再登場しましたね~

ティナ・カニング捜査官
FBIミシシッピ地方局のカニング捜査官は、シーズン9「天使の失踪」に初登場、ホッチたちと失踪したガビーの行方を探していましたよね。

今回も、誘拐されたメグとマーケイラを見つけるため、ホッチたちに協力していました。


派手さはありませんが、「この人なら任せられそう」みたいな、不思議な安心感をかもしだしているキャラですよね。


縁の下の力持ち、といったところかな^^


ウェイス検視官
ウェイス検視官は、「レプリケーターの正体」で、ストラウスの検死を担当しました。


だから覚えていたのかな、あと、アジア系の顔立ちなので印象に残りやすいかもしれません。


とにかくウェイス検視官を見たときは、懐かしさがこみ上げました。



これでシーズン10が終わりましたね。


いつものように楽しんだでしょうか。


色々と感想があると思いますが、よかったらコメントを入れてくださいね。
シェアしましょう~^^




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クリマイ11第1話「白い仮面(The Job)」のあらすじと感想

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シーズン11のはじまりはじまり!


発見された遺体の顔は、ピエロのように白黒に塗られていた!


“5つの頭脳”が全力で犯人を描き出そうとするけれど、今回の犯人はかなりプロファイラー泣かせで苦戦(汗)


JJ、帰ってきて~!
で、ケイトの後任は?


クリミナル・マインドシーズン11第1話
「白い仮面(The Job)」のあらすじと感想です。







「白い仮面」あらすじ

ワシントン州シアトル。

あるアパートの一室で、男性の遺体が発見される。


男性の顔は、白塗りにアゴ部分が黒く塗られた状態だったが、ドラッグディーラーで目立った外傷がないことから、地元刑事は他殺ではないと見る。

しかし、遺体を見たロッシは、この見解を否定する。

というのも、2日前にニューヨーク アルバニーでも、同じように顔を塗られた遺体が発見されたからだ。


さらにモーガンはゴミ箱の中から犯人が捨てたとみられる大きめの注射器を発見する。



どちらの遺体も死因が確定できておらず、顔料に何か隠されているのでは、と推測するホッチナー。


遺体に施されたフェイスペイントを見たリードは、それが16世紀に登場した、Pulcinella(プルチネッラ)という道化師に似ていることに気がつく。


死因が特定できない上、遺体に施されたフェイスペイントの関連性が不透明。


モーガンはプロファイリングの難しさを感じるのであった。



BAUが事件の捜査にあたっている時を同じくして、ホッチナーはキャラハン捜査官の後任を決める面接を行っていた。


志願者の一人、Dr.タラ・ルイス(Tara Lewis)と面談するホッチナー。

ルイスはFBIサンフランシスコ地方支分部局で活躍する犯罪精神医学者で、これまでシリアルキラーと刑務所でインタビューを行ってきており、その経験を活かして犯人逮捕に貢献するためBAUに参加したいと熱心に話す。


しかしホッチナーは、BAUとルイスの仕事の関連性はないと見なし、インタビューの途中で仕事に戻ってしまう。



遺体からは薬物反応が出ると予測されていたが、被害者の検死結果で意外なことがわかる。

検視官によると、死因は皮下注射器によって栄養剤を注入されたことによる血栓症。

栄養剤を血液に流すというのは、まるでセメントを流していることと同じで、死ぬまでおよそ1時間かかるという。


さらに、栄養剤を常用するのは中年層または普通の人のように固形物を食べることができない人と検視官は見ていた。


被害者同士に共通点はなく、フェイスペイントがなければ気づかないほどだった。
犯人にとってそこまでしてフェイスペイントを施す理由は?


被害者に施すプルチネルラを彷彿とさせる塗料の意味に注目するロッシとリード。

プルチネッラは鼻から上を黒いマスクで覆っている、しかし犯人はその逆の顔料を被害者に塗っているということは、犯人は”口”にこだわりがあるのかもしれない。

プルチネッラは言葉を発しないピエロの先駆的存在、しかもペテン師を象徴する。


犯行に栄養剤と皮下注射器が使用されたということは、犯人は口に怪我を負い、話すことも食べることもできず、栄養剤を胃に直接注入している人物との犯人像が浮かび上がった。


さらにBAUメンバーらは、犯人が
・被害者が目の前で死にゆくさまを冷静と見届けている
・うろたえることなく、被害者を正確に殺害している

ことから、犯人はヒットマンで、フェイスペイントは、依頼主に向けたメッセージであると分析する。


ヴァージニア州シャーロッツビルで、新たな殺人事件が発生する。


被害者はブライアン・テイラー(Brian Taylor)で、ガルシアの調査によると、2ヶ月前に4万ドルをエスクローサービス(第三者による代金決済の代行)に振り込んでいたことがわかる。

2ヶ月前は、ちょうどブライアンの父親が死亡した時期と重なり、ブライアンは性的虐待を受けたことで父親を訴えていた。ブライアンはヒットマンを雇って父親殺害を依頼したのだった。


ホッチナーはプロファイリングを発表する前に、BAU志願者たちにも協力を求めるため、ガルシアに招集するよう指示する。


【犯人のプロファイル】
◯犯人は熟練のヒットマンで、被害者は彼の元依頼人である
◯犯罪組織に属さず、オンラインサービスを通して直接仕事を受け付けている
◯ヒットマンは支払いが済むまではメッセージを残さない。犯人が残すメッセージは、報酬をすべて支払うよう依頼人に脅しをかけている
◯アンサブがプルチネッラのマスクのようなフェイスペイントを被害者にするのは、依頼人が自分との約束を破ったことに対する警告の意味がある
◯犯人は口元に大きな傷を負い、声を失っているが、通常は目立つはずである。だが、誰一人として犯人に気づかないことから、アンサブは身を隠すだけの豊富な財力とネットワークを持っていると考えられる



その後ガルシアの調べで犯人が次にターゲットにしている人物を特定、SWATチームとともに男性の自動車修理工場に急行し、男性を発見する。

しかしその手には接着剤で固定された手榴弾が握られていたのだった…



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「白い仮面」の感想

シーズン11始まりましたね~。


エピソードの始め、犯行現場にロッシたちと地元警察がいて捜査をしていますが、この時プロファイリングを疑う地元警察の見解と逆に、現場分析から被害者は何者かに殺害されたことを証明するシーンがありましたが、プロファイラーの仕事をさり気なくユーザーにアピールしているように感じました。


今シーズンから観始める人もいるわけですし、なにかぐいっと引き込む要素がないとですよね~。



このエピソードでは、インパクトがあること多かったです。


まず犯人。

ヒットマンでしかも口に大きな傷がある、というのは、言われるまで気が付かなかったけど、クリマイでは新しいタイプの犯人キャラですね。


この犯人と、かくまっていた女性との関係が徐々に明らかになっていきますが
「へえ、そういう関係なんだ!」と意外でびっくりしました。


犯人の外見からしてインパクトありありでしたね~。


それから、今回新しくBAUに参加することになったタラ。

面接に来てたのに、いきなり重大な役を任されましたが、怯むことなくしっかりと仕事をこなしましたよね。


これがホッチの考えを変えることになったわけですが、このタラの対応は、個人的ですがかなりインパクトあったと思います。



それからJJもちょっと登場しましたが、我が子を抱いての登場はインパクト大アリ!


ホッチとの会話、いいシーンだな-と思いました(*´∀`*)


こんなふうにほのぼのしたシーンも有ったけど、全体的にダークな雰囲気がありましたね。

まあ犯人があういうキャラだったかもしれませんが、最後のモーガンとのシーンは、フォイエットをちょっとだけ髣髴とさせました。

く、狂ってる…というのが率直な感想。


そして最後の最後はクリフハンガーで終わり、このミステリアスさがさらにダークさを強調して、緊張感が続いたまま終わったのが印象に残ります。


このミステリーが解決されるのはいつだろう!



アンダーソン捜査官登場!

今回ワンシーンでしたが、アンダーソン捜査官の姿を見ることができました♪

登場するシーンは少ないけど、シーズン1からずっと出てますからね~。


ほんの一瞬でも現れるとすごく嬉しくなります。


以外に愛されキャラかもしれないですね~。


「5つの頭脳が1つの頭脳に対向」

ケイトがBAUを去り、JJも産休。

いつもよりメンバーが少なく、心細さを隠せないガルシアでしたが、ロッシが

“Our five brains against his one. My money’s still on us.”
(こっちは5つの頭脳であっちはひとつだ。手の内は我々にあるさ。)


というのですが、このロッシのセリフ、センスがあって良かったです♪

相変わらずいいです、ロッシ(*´艸`*)


ロッシ、ホッチ、モーガン、スペンサー、ガルシアの「5つの頭脳」があれば必ず犯人を見つけることができますよね!


JJと新しい家族

育児休暇中のJJですが、今回のエピソードで、赤ちゃんとともに登場しましたね。

ドラマ上ではMichael(マイケル)と名付けられた赤ちゃんは、JJことA.J.クックの実子で、本名はフェニックス・アンダーソンくん。


クリマイのメインキャラとして活躍し、その間に2人の子どもを産んで活躍するA.J.クックは本当にタフな女性ですよね。

ヘンリー役のメカイ君は、お兄ちゃんですが、どんどんお母さんに似てくるので、フェニックスくんの成長も楽しみですね^^


せっかくだから、メカイくんも新生児の時に登場したので、比べてみましょう~。

メカイくん
出典
フェニックスくん
出典


赤ちゃんなので、似てるのは当たり前かな^^;

とにかくどちらも可愛い~♪


プルチネッラ

スペンサーが説明したとおり、プルチネッラは、16世紀にイタリアで誕生したCommedia dell’arte(コンメディア・デッラルテ)という即興演劇に登場するキャラ。


出典



役者たちはそれぞれのキャラになりきるために仮面をかぶり、個性豊かに演じていたそうですが、脚本が全体的な状況設定をしているだけなので、セリフや物語の展開は役者の即興によるところが多く、これも面白さに拍車をかけていたことが容易に想像できますよね。

プルチネッラは、Maccus(マッカス)とBucco(ブッコ)という2人の父親に育てられ、それぞれから性格を受け継ぎ、皮肉っぽく、無礼で、冷淡、さらに神経質で思慮がないというキャラで、舞台上では詐欺師・ペテン師として描かれています。通常声を発することはなく、代わりにホーンを使ってふざけた音を指していました。


プルチネッラはイギリスでは「パンチ」と呼ばれる道化師のモデルになり、また、フランスを起源とする「ピエロ」も、プルチネッラがモデルと言われています。


イタリアでは、プルチネッラは今も愛されているキャラで、町の至る所で見かけることができるそうですよ。


The Silk Road(シルクロード)

スペンサーが2003年に検挙した闇サイト「シルクロード」は、実在したオンライン・ブラックマーケット。

それはもうダークなものはなんでも売るよ、という勢いで
・麻薬
・非合法ドラッグ
・クレジットカード情報
・ハッキングの技術
・マルウエア
・偽造免許証
・児童ポルノ

など。

また、殺し屋も募集していたということで、本当にびっくりです。


何が一番ぞっとしたのかというと、シルクロードには、およそ96万近い登録数があったということ。

普通にアクセスできず、Tor(トーア)というソフトウエアを使う必要があったということですが、闇サイト利用者がこんなに多いということには本当に驚きです。

需要があると言えばあるのだろうけど、こういう闇サイトは存在してほしくないですよね。


ちなみに2013年、FBIはシルクロードの所有者ロス・ウィリアム・ウルブリヒトを逮捕。
サイトは閉鎖され、ウルブリヒトは終身刑を受け現在も服役中です。


Loren Herzog(ローレン・ヘルツォーク)

タラが獄中でインタビューしたシリアルキラーの一人として名前が上がったのが、ローレン・ヘルツォーク。

1984年から1999年の間に、幼馴染のWesley Shermantine(ウェズリー・シャーマンタイン)とともに、カリフォルニア州で少なくとも3人を殺害(シャーマンタインは4人)しました。

2人は「The Speed Ferak Killers(スピードフリーク・キラーズ)」とあだ名がつきましたが、2人ともスピード(メタンフェタミン)の中毒者(フリーク)だったことからきています。


2人は1999年にシンディ・ヴァンダーヘイデン殺害の容疑で逮捕され、その後次々と余罪があることがわかり、殺された人の数は19人とも言われています。


2001年の判決では、ヘルツォークは3件の殺人事件で、シャーマンタインは4件の殺人事件でそれぞれ有罪判決、ヘルツォークは懲役78年、シャーマンタインは死刑判決を受けました。


その後ヘルツォークの判決は再審されることとなり、司法取引に応じたヘルツォークは、従犯人とみなされ、2004年、懲役14年に減刑されました。

しかし、仮釈放は叶うことなく2012年、ヘルツォークは刑務所内で自らの命を絶ちました。




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クリマイ11第2話「目撃者(The Witness)」のあらすじと感想

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市営バスが狙われた!凶器はなんとサリン。


誰もがターゲットになる、恐怖に怯えるロサンゼルス市民!


次の事件を食い止めるのは、ホッチたちのプロファイリングにかかっている!


そしてクリマイらしい複雑な展開にもドキドキ~。


クリマイ11第2話「目撃者(The Witness)」のあらすじと感想です。






「目撃者」あらすじ

ホッチナーたちのもとに、10分前にロサンゼルスで起きた事件の一報が飛び込んでくる。

市営の路線バスが毒ガス攻撃にあい、バスの運転手と乗客全員が死亡したのだ。


使用された毒ガスはサリンと判明、モーガンたちは2年前にシリアでもサリンが使われたということで、テロリストによる犯行と見る。

また、1995年に日本で発生した地下鉄サリン事件の事例も引き出し、カルト宗教による可能性も考えられた。


犯人はターゲットを無差別に選んで攻撃している可能性は高いが、ホッチナーはターゲットを特定されるのを避けるために、他人を巻き添えにしているかもしれないという予測を残す。



FBIロサンゼルス地方支分部局に到着するホッチナーたち。


ナタリー・コルファクス(Natalie Colfax)捜査官によると、カルトグループ支部の信者たちは、本家と距離をおいていると公式に宣言している他、アリバイがあるため、容疑者の線から外れた。


事件が起きたローガンパーク(Logan Park)バス停の一つ手前、ブライアーウッド(Briarwood)バス停では、全員が生存していたため、犯人は被害者の中にいるとルイスは指摘する。

しかし、コルファクスは、被害者たちから物質的な証拠はなかったという。



事件現場を検証するロッシとリード。

サリンの残留物が残っていたとされる証拠品を見たリードは、それが魚のフードフィーダーに似ていることに気がつく。


魚のフードフィーダーは、魚に自動的にエサを与えるために、ディスクが内蔵され、複数の溝にエサを分けて入れることができる。


ディスクを始動させておけば、決まった時間に決まった量のエサが出るようになっている。


サリンの危険性を考えれば、一つの溝にサリンを入れることが精一杯と考えたリードは、犯人はこのデバイスを6週間以内に仕込んでいる可能性が高いと指摘する。


犯行声明も出されていないこともあり、ホッチナーは今回の事件は大きな団体による犯行ではないと分析するのだった。


サリンを製造するには、個人レベルでは不可能なほどの大規模な施設などが必要となる。


犯人がサリンを入手した経路を見つけるため、近郊に住む薬剤師について調べていたガルシアは、ヨハン・ガイトマン(Johann Geitman)に注目する。


ガイトマンは勤務中にネットギャンブルをしていたことを会社側に知られ、2ヶ月前にクビになっていたのだった。SNSには会社への恨みを持っている投稿もしていた。



バス発着所の監視カメラを分析していたコルファクス捜査官は、不審な行動をする人物に注目する。
発着所の駐車場に車を停めているその人物は、バスが来てもそれに乗らず、バスに近づくものの再び自分の車に戻り、水で手や靴を洗っていたのだった。


車のナンバープレートから、その人物はチャーリー・セネラク(Charles Senarak)ということがわかる。
チャーリーは、バニング・メディカル・サプライ(Banning Medical Supply)という、医療用品メーカーの販売部門で働いていた。

妻も同じ会社で働いており、チャーリーの上司。
2人もバス通勤だが、その日はバスに乗っていなかったのだ。

ロッシとルイスはチャーリにインタビューをするが、チャーリーは自分は何もしていないと主張する。



チャーリーは何か隠していると直感したロッシだが、サリン攻撃の容疑者としては確信できないでいた。


その後、新たな事件が発生するが、被害者は行方を探していたガイトマンだった…


【犯人のプロファイル】
◯サリン攻撃の犯人は、(以前大きなカルト集団に属していたかもしれないが)一人または二人の地元出身テロリスト
◯動機は復讐かイデオロギーで表向きはイデオロギーによるものとしている

◯サリンを凶器に使い、それを時限装置で実行していることから、犯罪的に洗練されており、用心深く、また極度に我慢強い
◯アンサブの一人は30代後半から40代
◯テロリズムとしては控えめな攻撃の特徴から、2人のパートナーシップには亀裂が入り、計画の一部のみが実行されたと考えられる
◯サリンは古い備蓄品であることから、バス攻撃は威力を確かめるためのテストである
◯つまり、大規模なテロ計画がアンサブによって立てられていると考えられ、長期間アンサブを野放しにしておくと、計画を実行される恐れがある
◯犯人の次のターゲットは他の公共交通機関、空港、駅、バスターミナルの可能性がある。



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「目撃者」の感想

「あ~、犯人最初っからわかるパターンか」って、ずーっと信じてたけど、そんなことまったくなかったですね!

犯人は、意外なところから飛び出てきた、といった感じでしたが、本当にユーザーをあきさせないというか、脚本に深みがあって面白かったです。


凶器がサリンなので、登場人物が薬や医療絡みでみんな怪しく見えてしまいました^^;



冒頭で、穴を掘っているシーンがでてきましたが、忘れた頃にその意味がわかりましたね(;・∀・)


チャーリー役のティム・カン(Tim Kang)の熱演が印象に残りました!
初めは犯人とばかり思ってたので、「ヤなやつだな、ホッチ早く捕まえて!」なんて思ってたけど実はサリンの犯人は他にいた。

その頃から彼の演技で場面場面で感情移入がすごくできましたし、溺愛している娘さん大丈夫かな、とハラハラしたり。

最後は切なかったですけど、家庭問題で苦悩する一人の男性をよく演じてましたよね。


タラはBAUに参加して2話目ですが、すっかりメンバーに馴染んでいたので、スムーズにエピソードを楽しむことができました♪



Archie Sutton(アーチー・サットン)

インタビューした中で、一番異様だったシリアルキラーとしてタラが名前を挙げたのがアーチー・サットン。

まさか実在したシリアルキラーではないだろう、と念の為に探してみましたがやっぱり架空の人物のようですε-(´∀`*)ホッ


架空人物にしてはその異様さの描写があまりにも鮮明だったので、もしかしたらこの後のエピソードに出てくる?!というほど。


しかも、タラのお母さんとアーチーのお母さんが小学校時代の同級生だったという偶然。


同じ学校に通い、共通の趣味を持っていたにもかかわらず、一人はFBI捜査官の母親、もう一人はシリアルキラーの母親という、スペンサーも感じる世の中の不思議。

スペンサーとタラの会話が弾むきっかけにもなりましたし、エピソードの最後の機内での会話につながってるんですよね~。



なんかホッチにときめく

早い段階から、犯人は特定の人物をターゲットにしていたという見方を持っていたホッチ。


それが後でそうだとわかったときは


ホッチさすが☆(人´Д`)ポッ


さらに、狡猾な犯人に銃を向けたときのかっこよさと言ったらなかったですね~。


なんかすごく自信満々な犯人だったので、「絶対に計画成功させたくない><」とい気持ちもあったからかもしれませんが、今回のエピソードでは、なにげにホッチの素敵さが目立ちました。


相変わらず笑いませんが^^;



地下鉄サリン事件

1995年3月20日東京都の帝都高速度交通営団(現在の東京メトロ)起きた、同時多発テロ事件。


オウム真理教の開祖、麻原彰晃が首謀者となり、選ばれた信者が実行。信者たちはサリンが入った袋を持ち、千代田線(我孫子発代々木上原行)など命じられた列車に乗り込む。そして乗降口付近でサリンが入った袋を鋭利な先端を持つ傘で突いて穴を開け、そのまま下車しました。


この事件で13名が犠牲となり、麻原を始め事件に関連した幹部や信者が逮捕されました。


麻原は死刑判決を受けて現在も服役中です。


オウム真理教は、国内だけでなく、海外にも支部を持っていましたよね。
米国にも進出し、1987年にニューヨーク支部を設立しています。


シリア ダマスカスでのサリン攻撃

地下鉄サリン事件の他にサリンを使った事例として挙げられたのが、シリア軍によるダマスカスの化学兵器攻撃。

2年前ということなので、2013年のことだと思います。


ニューズウィークJAPANによると、2013年8月にサリンを使った攻撃が起き、一般市民数百人が犠牲になりました。

シリアの子供たちは、何度化学兵器で殺されるのか | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイトシリアの子供たちは、何度化学兵器で殺されるのか | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト


ボストンマラソン爆弾テロ事件

マサチューセッツ州ボストンで2013年4月15日に起きた爆弾テロ事件。
開催中のボストンマラソンゴール付近で2度爆発が起こり、3名が死亡、282名が負傷しました。


その後犯人は、チェチェン出身で米国に移民した、メルラン・ツァルナエフとジョハル・ツァルナエフの兄妹と断定し、行方を追います。


兄弟はマサチューセッツ工科大学の警備警官を射殺し逃走を続けますが、激しい銃撃戦で兄は死亡、弟は事件からおよそ4日後に、逮捕されました。


この事件で弟のジョハルは、2015年死刑判決を受けました。




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クリマイ11 3話「 死がふたりを分かつまで(Til Death Do Us Part)」のあらすじと感想

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ウエディングスポットとして人気のサバンナで、結婚式を控えた女性を恐怖に陥れる連続殺人事件!


幸せの絶頂にいる女性に対しての嫉妬心や憎しみが犯行の動機?


プロファイリングから導き出された犯人像は意外にも…



BAUメンバーも含めた登場人物の「結婚」にまつわるエピソードが交錯する楽しさも見逃せない!



クリミナルマインド11第3話「死がふたりを分かつまで(Til Death Do Us Part」のあらすじと感想です。






「死がふたりを分かつまで」あらすじ

ジョージア州サバンナで、2件の連続殺人事件が発生した。


1件目は3ヶ月前に起きたブレンディ・グリーン殺人事件。

ブレンディは結婚式を控えていて、ウエディングスポットとして有名なサバンナに訪れていた。


そして、バチェロレッテ・パーティーが終わった後失踪し、翌日ゴミ箱から発見されたのだった。


ブレンディの死因は頭を鈍器のようなもので殴られたことによるもので、頭にはブレンディがかけていた、バチェロレッテ・パーティー用のタスキが巻かれていた。


2日前に2件目の事件が起きる。


被害者はオハイオ出身のアシュレイ・ウィルコックス(Ashley Wilcox)で、やはり結婚を控えていた女性。


ブレンディと同じくバチェロレッテ・パーティー後に失踪、ゴミ箱の中から遺体となって発見された。


アシュレイは鈍器のようなもので頭を殴られた後、自分がかけていたバチェロレッテ・パーティー用のタスキで首を絞められて殺害されていた。



現地に向かう途中の機内で、ホッチナーたちは新たな被害者発生の報告をガルシアから受ける。


失踪したのは、マディソン・ミルズ(Madison Mils)という、フロリダからきていた女性で、自身のバチェロレッテ・パーティーを開いている間に姿を消したのだった。



検死結果の報告を受けるリード。


遺体には、犯人が何度も締めたり緩めたりを繰り返してできたとされる跡が首に残っていること
ブレンディの場合は殴って即死だったのに、アシュレイは時間をかけて殺害されている違いがあると言った特徴が見られた。


リードは、アシュレイのいつかの指のつけ爪が取れてなくなっていることに注目する。


首を絞められている時に取れてしまったか、アシュレイ自身が爪を噛んだかと考えられたが、つけ爪の下の本物の爪にはかんだ跡はなかったため、犯人がアシュレイのつけ爪を噛んだ可能性が高まった。

少なくとも犯人は何らかの精神障害を抱えているとリードは推測する。



失踪したマディソンのブライドメイト、ケリーにインタビューするタラとモーガン。


タラは、パーティーを開いていたバーで、見知らぬ男がマディソンに向かって暴言を吐いていたことを思い出す。

その後のガルシアの調べで、男はカール・ユーリッヒ(Karl Ulrich)というホームレスで、3ヶ月前に婚約者と破局、婚約者は彼の元を去り、自暴自棄の生活を送っていたことがわかる。


素行が悪く、数々のバーに出入り禁止をくらっていたうえ、マディソンに暴言を吐いた当日、そのバーも立入禁止を言われたという。


カールの事情聴取をしたロッシは、カールはプロファイルに合わず、アリバイがあったため、釈放することを決める。



マディソンが遺体となって発見された。


遺体が遺棄された場所はこれまでと違っていたが、頭には殴られた傷があることと、頭にはタスキが巻かれていた点は他の被害者と共通していた。


マディソンの額には、口紅で「SULT(淫乱)」と書かれていたが、リードはこれを見てこの言葉を使うということは、犯人は女性、ということに気がつく。


【犯人のプロファイル】
◯アンサブは20代後半から30代前半の白人女性
◯被害者を拉致してから遺体を遺棄することができることを考えると犯人は大柄で力のある女性と考えられる
◯威嚇的ではないため、犯行前は被害者に近づきやすい
◯犯人はケータリング業者、花屋、写真家、ウエディングプランナー、ホテルのマネージャー、ブライダルショップで働く従業員など、ウエディング事業関係者と接触している可能性がある。
◯自己にたいするセルフイメージが乏しく、3番目の被害者の額に書かれていた文字、爪を噛む癖があることから、犯人は自らの恋愛に欲求不満や失望を持っている。それが被害者に対して怒りを抱いていることにつながっている
◯犯人は何かまたは誰かに入れあげているが、手に入れることができないでいるかもしれない。その不満が犯行の原点である。
自分が手にしたいものを手にしている被害者に対して、暴力を伴った攻撃をするのはそのためである。




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「死がふたりを分かつまで」の感想

幻覚を見るほど自分の妄想にどっぷりハマってしまって、それを信じて殺人を実行する勘違い犯人のタイプは、クリマイでは珍しくありませんが、今回は女性、ということで一定の新鮮さはありました。


こういう犯人だと、どうしても「早く目を覚ませ~!」という気持ちが出てしまって、やきもきしちゃうんですよね^^;


今回もそんな気持ちで見届けてしまいました。


特に最後、ウエディングドレスに身を包んで、というのは犯人の妄想の集大成とでもいえるシーンで、私の「勘違いよ解けろ~!」という叫びもクライマックスに達しました(笑)


ここまで勝手に勘違いされてしまうと、恋心を抱かれていた相手の方はたまったものじゃありませんよね(;・∀・)


そんな勘違い犯人を演じた女優さんは、とても演技力があるなと感心してしまいました。



今回のエピソードが面白かったな、と思った点は、結婚にからめてBAUメンバーの結婚事情に広がった点ですね。


タラに婚約者がいたことが分かりましたし、モーガンはサヴァンナとうまくいきつつもまだ結婚は、といったところですし、一番面白かったのはロッシの話でしたね^^


こういう面白さを挿入して自然な流れに仕上がってるのが、クリマイの魅力の一つで、今回はそれを十分楽しむことができたエピソードでした!



Michael Irvinはモーガンと友達だった!?

エピソードの始め、モーガンが、マイケル・アービンのフットボール教室に参加して、アービンとともに子どもたちの指導にあたっていましたが、マイケル・アービンは、元アメリカンフットボール選手なんですよね。

マイケルはモーガンのことを「D(たぶんデレクの頭文字だと思います)」って呼んでてかなり親しそうでした。

モーガンも、マイケルのことを「マイク」と、親しみを込めて呼んでいましたしね^^


マイケルは、現役時代、ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のダラス・カウボーイズというチームに所属していました。

エピソード内でマイケルは

“Hey, D. If my Cowboys don’t make it to the Super Bowl, hopefully your Bears do.”

なあ、デレク。もし俺のチームがスーパーボウルに進出できなかったら、お前のチームに行ってもらいたいよ。



ここで「Cowboys」は、マイケルが所属していたダラス・カウボーイズのことで、「Bears」というのはシカゴ・ベアーズという、実際にあるNFLチームの一つです。


モーガンはここに所属していた、という設定!?それとも応援しているチームとか?


まあそれはいいとして^^;


ちなみに会話に出てきた「Super Bowl」とは、アメリカンフットボールの決勝決定戦のことで、米国でも最も盛り上がるスポーツ大会としても知られています。


大会の名物としてすっかり定着している「ハーフタイムショー」では、大物歌手の圧倒的なパフォーマンスを繰り広げ、フットボールがよくわからない私でも「あ、その大会のことか♪」とわかるほど有名ですよね~。



それから、マイケルが着ていたTシャツのロゴが気になったのですが、「Play60」というのは、NFLが主催する子供向けのスポーツ教室のことで、マイケルのように殿堂入りしたフットボール選手らが、子どもたちに指導しているようです。


毎日60分運動して肥満を解消しようというのが目的で、フットボールの練習やエクササイズを中心に指導が行われているようですよ。



またやなこと思い出しちゃったよ…

BAUオフィスに向かう途中で、何やら神妙な面持ちで話すホッチ、ガルシア、そしてモーガン。


刑務所に収監されている殺し屋ジョゼッペ・モントーロに面談を取り付けようとするけれど、「忙しいから」という理由で面会を拒否されているというのです。


刑務所に入ってて忙しいって…

ガルシアじゃないけど、本当に「オイ」って突っ込みたくなりますよね^^;



ジョゼッペはエピソード1話「白い仮面」に登場しましたよね。

そして、12人のターゲットがいるとほのめかしていますが、ホッチたちはターゲットになっている人物を捜査していたのでした。


そういえば、1話は謎めいた終わり方をしていたので、ジョゼッペネタは続きそうですが、このシーンが出てくるまですっかり忘れていました。


モーガンとマイクの爽やかな友情が感じられるシーンの心地よさに浸っていたのに、それが一気にひっくり返された感じです(;・∀・)


やなこと思い出しちゃったよ…



ガルシアは引き続き調べるということですが、これからどんなことが起きるのか、ちょっと気にかかりますね。



バチェロレッテ・パーティー

日本にはあまりなじみがないかもしれませんが、結婚が決まったカップルが、結婚式前に最後の独身ライフを楽しもうと、花嫁は女性同士で、花婿は男性同士で開くパーティー。


ちなみにバチェロレッテ・パーティーの「バチェロレッテ」は未婚女性の意味で、バチェロレッテ・パーティーというと、女性だけのパーティーのことを言います。未婚男性は「バチェラー」なので、未婚男性のみのパーティーは、「バチェラー・パーティー」と呼ばれます。


パーティーでは、ドラマに出てきたように花嫁はタスキを身につけたり、コスプレしたりと、独身最後の夜を楽しむかのように陽気に過ごします。



タラは婚約中だった

タラには、ダグラスという婚約中の男性がいることがわかりました。


ダグラスは、環境問題を専門とする弁護士ということですが、情報がちょっとまだ少ないですね。


私生活が謎に包まれていたタラですが、これから婚約者も含めて少しずつ明らかになるのでしょうか。



楽しみですね^^



ロッシの3番目の奥さんて

ロッシには3,4回離婚歴があるとおぼえていましたが(正確には3回です)、その3度めの結婚エピソードが今回明らかになりましたね!

ラスベガスのカジノでブラックジャックをして大当たりしたロッシ。
その興奮冷めやらぬまま、そのディーラー、クリスタル(Krystall)と酔った勢いでドライブスルー教会で挙式!

しかも立ち会ったのはエルビス・プレスリーそっくりさん。


でも、次の日しらふになった二人は、この結婚が間違いだったことに気づき、離婚届を。


ロッシの意外な一面ですよね~。


でも、ロッシだったらそういう面もなくはないかな、という気持ちにもさせられます。


ロッシというキャラを知り尽くしてあえてそういう話を挿入したのかな。


なんかロッシが生き生きとしてきますね^^



ジーア・マンテーニャ

エピソードの最後に流れるのは、ジョー・マンテーニャの娘、ジーナ・マンテーニャが歌う「There He (She) Goes (Absent)」

オリジナルはNeveです。





どちらも好きですが、透明感のあるジーナの声は、エピソードに馴染んでいましたよね。



今回ジーナは声のみの出演でしたが、シーズン3「父の過去、娘の秘密」では、誘拐された娘、リンゼイ役として出演していました。


私これ全く気が付かなくて、思わずこのエピソード見直してしまいました^^;


監禁されていたり、ちょっとミステリアスな娘という、難しい役をよくこなしていましたね。


現在ジーナは27歳。

出典



ということは、当時18歳!



女優としても歌手としても才能を発揮しているジーナですが、お父さんに似て多才だと思います♪




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クリミナルマインド11第4話「無法者の町(Outlaw)」のあらすじと感想

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深夜のダイナーが凶悪犯に狙われた!


凶悪な犯行は、6年前に起きた殺人事件と酷似しているけど同一犯、それともコピーキャット?



BAUメンバーの得意分野がさり気なく光るけど、警察署長の活躍も見逃せないよ!



クリミナルマインド11第4話「無法者の町(Outlaw)」のあらすじと感想です。






「無法者の町」あらすじ

ニューメキシコ州ラスベガスにあるダイナーで深夜、従業員が殺害される事件が発生する。

被害者は店長で20歳のホセ・リヴェラ(Jose Rivera)、バイトの大学生、エディー・バトラー(Eddie Butler)17歳、同じくバイトの大学生、レネ・アコスタ(Renee Acosta)の3人。


犯人は店の売上金を奪った上被害者を射殺、さらに店に放火するという残忍さで、状況を聞いていたリードは、同じ町で6年前に発生した殺人事件と同一犯では、と直感する。


6年前、深夜のバーガーショップで従業員が殺害される事件が発生、被害者はそこで働く十代の少年2名と少女2名で、殺害方法が今回の事件と酷似していたのだった。


リードたちは6年前に起きた事件のプロファイルを担当し、「犯人は犯罪歴があり、麻薬の影響を受けていて、2人以上」と分析した。しかしラスベガスは観光や仕事で人が行き交うことや、犯行が1度きりでその後行われていないことから特定には至らなかった。


今回起きた事件と6年前に発生した事件は同一犯またはコピーキャットの可能性が高まる。




警察署に到着したホッチナーロッシ、ルイスは、モントーヤ(Montoya)警察署長から、レネが襲撃にあった時、両親にボイスメールを残していたことを知る。


レネのボイスメールを分析したルイスは、犯人が2人いることを発見する。



検死結果の報告を受けるリードとモーガンは、ホセとエディーには激しく殴られた跡や自分たちのベルトを使って縛られていた跡が、レネには性的暴行を受け、自分の下着で手首を縛られていたことがわかる。


詳細が公開されていなかったにも関わらず、手口は6年前に起きた事件とほぼ同じ。


モーガンは、今回の事件の犯人は、コピーキャットではなく同一犯と確信する。




事件現場の状況を分析していたリードは、6年前との違いを発見する。


6年前の事件では、アンサブは被害者を少年たちはレジ付近、少女たちは事務室にそれぞれ分けたうえ、目隠しをさせていた。


ところが今回は、事務室があるにも関わらず、被害者は男女とも同じ場所で、しかも目隠しはされていなかった。



さらに、6年前は、被害者はうつ伏せにさせられて射殺されていたが、今回の事件では、被害者はお互いが見えるように座らされていたのだった。


このことから、リードは、犯人のうち一人は新たにパートナーになったのでは、と推測する…



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「無法者の町」の感想

被害者に屈辱感を与える、精神的サディストたちの犯行。


こういう犯罪は、ムカムカして仕方ないのですが、本当に、自己中な犯人たちでしたよね ヽ(`Д´)ノプンプン


犯人たちはそれぞれ特徴的な犯行手口を持っていて、それがプロファイリングにつながっていきましたが、どいつもこいつも…といった感じでしたね。


エピソードの最後の方で、仲間割れした相方がひょっこり現れた時は

「なんでこんなところに?!」と、わざとらしさを感じましたが、キャラの描写が良かったです。

・モーガンのドア蹴り
・スペンサーの分析
・タラのインタビューテクニック
・ガルシアの調査力

と、BAUメンバーの才能が、犯人逮捕につながっていく様子がよく描かれていて、これは見ごたえありましたね~。

それから、犯人が捕まえることができず、被害者だけが増えてしまう現状に強いプレッシャーを感じ、お酒に逃げてしまうモントーヤ警察署長。

これも、現実味があり、キャラの設定のうまさを感じました。



犯人の一人は息子のことを思う、血の通った部分があったので、「なんでまともに生きれなかったの?!」と、残念に感じました。



最後はモントーヤ警察署長の活躍が光り、ムカムカしながらエンディングを迎えなくてよかった~。


「終わりよければすべてよし」といった感のあるエピソードでした。



もうひとつのラスベガス

ラスベガスというと、ネバタ州にあるラスベガスですよね?!


ニューメキシコ州にもラスベガスという都市があるとは知りませんでした。



西部開拓時代に発展したラスベガスは、鉄道の開通も手伝って、無法者が流れ込むようになったんですね。


その説明をしていた時ロッシが有名な無法者の名前を挙げました。


ビリー・ザ・キッド(Billy the Kid)

出典

1859~1881。

ニューヨーク生まれ、ニューメキシコのラスベガス育ち。

母の死後アウトローとなり、強盗や殺人を繰り返しますが、1880年に逮捕されます。
ところが1881年に脱走し、最後は友人関係にあったパット・ギャレット保安官によって射殺されます。

代表的な西部開拓時代のアウトローとして、現在も語り継がれている存在で、彼のお墓には今も多くのファンが訪れるそうです。


ワイアット・アープ(Wyatt Earp)

出典

1848~1929。

イリノイ州出身。
ガンマンから保安官事務所で働き、カンザス州ドッジシティで保安官助手という経歴を持つ。

荒っぽい性格が災いして、ドッジシティを追われてからアウトロー仲間を増やし、ニューメキシコ州ラスベガスにも立ち寄り、仲間と再会しています。


アリゾナ州トゥームストーンに落ち着き、そこで農業を営んだり、影で売春宿を経営するなどしていましたが、1881年、「カウボーイズ」という地元のアウトローグループと銃撃戦を展開します。

これが有名な「O.K.牧場の決闘」です(詳しくはこちら)。


この経験から、ワイアットは1920年代にハリウッドで流行した西部劇映画の指導的立場に立ち、1929年、膀胱炎で亡くなりました。


ドク・ホリデイ(Doc Holliday)

出典

1851~1877。

ジョージア州グリフィン市出身。

歯科医師の免許を持っていて、アウトローとしてはユニークな経歴保持者。

肺結核の療養にと移り住んだテキサス州でギャンブルに目覚め、それがきっかけで殺人も繰り返すようになりました。


ダラスで命を助けたワイアット・アープとニューメキシコ州ラスベガスで合流、そこでサロンを経営します。


強盗や殺人事件の容疑者としてお尋ね者になり、コロラド州へ逃れ、最後は肺結核で死亡しました。



アウトローの放浪の地として知られているラスベガスを舞台にした今回のエピソード。

犯人たちのアウトロー性を演出するには理想的な場所ですね。




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クリミナルマインド11第5話「暗闇のアーティスト(The Night Watch)」のあらすじと感想

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被害者がアートの一部に?!


アーティストが容疑者、そしてその素性は全くの闇の中!


え、今度は赤ちゃんを誘拐?!


今回のエピソードは暗闇だらけ(;・∀・)



クリミナルマインド11第5話「暗闇のアーティスト(The Night Watch)」のあらすじと感想です。






「暗闇のアーティスト」あらすじ

デトロイトでラッセル・ピアソンという、地元の活動家が殺害された。


ピアソンは、低所得者が住む地域の高級化(Gentrification)を推進し、メディアにも登場している人物。
そして、都市開発プロジェクトに対しては反対の立場を取っていた。



ピアソンの遺体はストリートアートの一部となっていて、「モルフェウス(Morpheus)」というサインがあった。


モルフェウスはストリートアーティストとしてその道ではよく知られた存在で、2007年ころから精力的に活動している。
しかし何者なのかその素性は全く表に出ていなかった。


ピアソンもモルフェウスもどちらも弱者の味方という立場であるが、ピアソンは都市開発業から賄賂を受け取っていたという疑いでニュースで話題になっていた。


モルフェウスはニュースを見た可能性があり、それがピアソン殺害の動機になったと考えられたが、ピアソンはこれまで暴力に訴えたことはない。



モルフェウスが自分の作品をウェブサイトに投稿していたことをガルシアは突き止めるが、今回の事件に関しては投稿されていない。


ガルシアは素性を明らかにしようと、ウェブサイトをトレースするが失敗する。



ピアソンを殺害したのはモルフェスかそれとも他の人間か
モルフェスは一体何者なのか


疑問を抱えたまま現地に向かう機内で、ホッチナーたちは生後8ヶ月のコーニー・ウォレス(Corinne Wallace)が自宅から連れ去られたという報告を受ける。

コーニーが連れ去られた時は、両親もお手伝いさんもいたが、誰一人気が付かなかった。コーニーの部屋の壁にはモルフェウスのサインが残されていた。


コーニーの父スチュアートは、都市開発業に関わっていた。
自宅を訪ねたロッシとタラに、スチュアートは以前から嫌がらせを受けるなど危機感を募らせていて、ピアソンの死でそれがピークに達したという。



地理的プロファイリングを進めていたリードは、モルフェウスが一つの場所に長期間とどまっていないこと、そして、美術について専門的教育を受けている可能性があることを発見する。


モルフェウスの作品を破壊したマーカス・アイヴィ(Marks Ivey)というアーティストから事情を聞くモーガン。


マーカスは、モルフェウスの作品を破壊したのは、自分のテリトリーを侵されたくないという理由からで、今回の事件の関与を完全に否定する。


マーカスは、事情聴取を終え警察を後にするが、その日に遺体となって発見された。


マーカスのアトリエには、モルフェウスのサインと、コーニーの部屋から失くなったキリンのぬいぐるみが置かれていた。


犯行現場が外から室内に変化し、ホッチナーは殺害の動機が個人的なものであると推測する。



リードは、犯行現場に残されたモルフェウスのサインが、これまでのものと違っていることを発見する。


モルフェウスは、自分のサインを寸分違わず書く特徴があり、今回のサインは相違点が多数ある。


犯人はモルフェウスではなく、モルフェウスになりすました人物だったのだ。



モルフェウスの正体をつきとめようと捜査を進めるホッチナーたち。


やがてガルシアは、モルフェウスと関わりのあるコーリー・マリン(Corey Marlin)という人物を特定する。


さらに調査をすすめると、モルフェウスの移動先と、コーリーの送金先が一致、殺人が始まったと同時期に送金が止まっていたことが判明した。


ホッチナーたちは、2人の関係亀裂が入ったと考える。


そして、誘拐されたコーニーと、コーリーの情報をパブリックに呼びかけたところ、モルフェウス本人とみられる人物から、時間の関与を否定する電話が入る。



探していたコーリーは遺体で発見され、さらにモルフェウスはホッチナーたちに「自分は犯人ではないので事件解決に協力したい」というメッセージをパソコンを通して伝えるのだった…



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「暗闇のアーティスト」の感想

何から何まで謎だらけのエピソードでしたね。


モルフェウスは一体誰なんだろう
誰が犯人なんだろう
なんで赤ちゃんを誘拐するのだろう

って、疑問が後から後から出てきました。


このエピソードの監督はホッチことトーマス・ギブソンですが、これまでのエピソードとはまた違った演出に挑戦したような気がします。



犯人は、躊躇せずに人に手をかける人間だけど、100%冷酷ではなくて、赤ちゃんに見せる優しさを見せるところがありましたね。


これは脚本家の暖かさなのか、それともトーマスの優しさなのか、なんてちょっと考えてしまいました^^;



モルフェウスの正体、犯人の正体、そして犯行の動機など最後になるに連れて明らかになりますが、ハッピーエンドとはいきませんでしたね。


エピソードが終わっても、何か心残りを感じたのは、それが原因なのかな。


それともモルフェウスの薄幸さから来たのかもしれません。



いずれにしても、見終わった後、悲しさがほわんと残ってしまうエピソードでした。



タラ、それでいいと思う

今の仕事にやりがいを感じているタラ。

でも、仕事に励めば励むほど、婚約者ダグラスとの溝が深まり、とうとうダグラスはサンフランシスコに戻ることをタラに告げます。


いわゆる「婚約解消」ですよね(´;ω;`)


婚約者と仕事の間に揺れ、ダグラスとの別れにショックを受けたタラですが、最後のほうでは吹っ切れたようで、「自分自身を選んだ」と、きっぱり言い切りましたよね。


自分の人生だもの。後悔しないためにも、自分がどうしたいか、を選択するのが最善だと思います。



きっと、仕事に夢中になることも含めて、タラが好き!という人が出てくるでしょう、というか、そういう人じゃないと合いませんよね。


タラの選択、それでいいと思う!



ロッシ、スペンサーにそんなジョークは…

エピソードのはじめの方で、ロッシがスペンサーにジョークをかますシーンがありましたよね。

スプリングトレーニングにやってきたヨギ・ベラ(元プロ野球選手で珍言・名言が多いことでも知られる)に、用具マネージャーが「今日はどのサイズの帽子をかぶる?」と尋ねました。

ヨギ・ベラは、「まだ頭が出来上がってないからわかんないや」と返しますが、ここがジョークのツボなんですよね。


スペンサーは、「あはっ」って笑い、ロッシもジョークが通じたことがすごくうれしい!って、満面の笑みに。


ところがスペンサーはすかさず、「でも、研究によれば…」と、科学的目線で回答。
ロッシの落胆ぶりが笑えました。



一番ツボにはまったのは、ホッチ!

たぶん、私は今回のエピソードの中で、一番笑いのツボにハマったシーンだと思います。


モルフェウスのように素性を隠して創作活動をするアーティストの名前が思い浮かばないロッシに、すかさず「バンクシー(Banksy)!」と答えたのがホッチ。


(・o・)


あまりにもサラッと素早く、さらに表情ひとつえずに言ったホッチに大爆笑。


なぜ知ってる?!

って、すかさず突っ込んでもしまいました。


ちなみにバンクシーは、実在する「覆面グラフィティアーティスト」。
ロンドンを中心に、世界各地でグラフィティを残し続けてきました。


バンクシーは、生年月日も名前も顔もひた隠しにして、謎に包まれているのですが、もしかしてこの人物がバンクシーでは?という記事を見つけました。

【衝撃】バンクシーの正体、ついに判明! 正体はあの超有名ミュージシャンだった!?【衝撃】バンクシーの正体、ついに判明! 正体はあの超有名ミュージシャンだった!?



真相はわからないけど、少なくともバンクシーは誰なのか知ってるようですね。



誰なんだろう、知りたいな、という好奇心に駆られますが、知らないままでいるほうがミステリアスでいいかもしれませんね。



あ、ちょっとクリマイから話が外れてしまいましたね^^;



今日はここまで!




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クリミナルマインド11第6話「牧師の過ち」のあらすじと感想

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若い女性の殺人事件が発生、しかも場所は性犯罪者のコミュニティ!


どこを向いても容疑者っぽい、こんな中でのプロファイリングってあったっけ?!



なんだかやりにくそうな今回の事件、ホッチたちのチャレンジに乞うご期待!


クリミナルマインド11第6話「牧師の過ち(Pariahville)」のあらすじと感想です。






「牧師の過ち」あらすじ

グレンポートヴィレッジという性犯罪者たちのコミュニティで、ペイジ・リンカーン(Paige Lincoln)が何者かに殺害された。


タラによると、グレンポートヴィレッジは、過去に性犯罪を起こした者たちの社会復帰を目指し、計画的に集められたコミュニティで、サントス牧師が指導にあたっていた。


サントス牧師も18歳の時に15歳の少女を妊娠させた罪で服役した過去があるが、その後40年間罪を犯しておらず、2人の子どもにも恵まれている。


被害者のペイジは、浴槽の中で発見され、死因は刺殺、死後に着せられたと見られるチアリーダーのユニフォームを身に着けていた。


ペイジの夫カイル(Kyle)は前科者であり、ペイジ殺害の第一容疑者と見られていた。


カイルから話を聞くリードとモーガン。

カイルはロールプレイが好きで、時々ペイジにチアリーダーのユニフォームを着るようテキストを送っていたという。


しかも、テキストを送る時にインターネットリレイチャットというサービスを利用していたことから、不審に思ったスペンサーが理由を聞くと、カイルはグリーンポートヴィレッジに住む条件として、サントス牧師と誓約書を交わし、体に追跡チップを埋め込んだのだった。


事件当日ペイジの家にいたという、近所に住むランディにインタビューするタラとモーガン。

インタビューを続けているうちに、ランディは女性ではなく小児性愛者であることがわかる。



新たな事件が発生する。


被害者は高校生のヴィクトリア・テイラー(Victoria Taylor)。


ヴィクトリアはSmac caveという、グレンポートに隣接するコミュニティに住んでいて、殺害場所は自宅。そして、チアリーダーのユニフォームを身に着けていた。


ペイジが死後ユニフォームを着せられたのに対し、今回はユニフォームを着たまま。

さらにペイジとヴィクトリアの年齢に差があることや、犯行の手口に違いがあることから、犯人は別にいるのでは、と推測するロッシ。


やがて犯人は同一犯で、犯人がターゲットとしているのはヴィクトリアのような若い女性であるという結論に達する。



犯人のプロファイルを発表するホッチナーたち。
・アンサブはグレンポートヴィレッジ30代後半から40代前半の男性で、グレンポートヴィレッジの住人で追跡チップを付けていない人物かまたはグレンポートヴィレッジ以外の住人と考えられる。
・犯人は犯罪歴があり、計画的で、忍耐強く、欲望を転化するため極度にセルフコントロールをする訓練をしている。
・犯人の性的嗜好から、過去に覗き見や下着泥棒で捕まった過去があると考えられる
・おそらく犯人は数年前から今回の犯行を夢見ていた可能性があり、味をしめた犯人は、これからも殺人を続けていくだろう。
・2番めの犯行が1番目から2日後であったことから、犯人はリスクを冒してまで犯行に及んでいることがわかる。
・犯人は捕まるかもしれないということに、殺人と同じようなスリル感を味わっているだろう。
・グレンポートには、125人の住人が追跡チップを取り除いたが、犯人はコミュニティの住人ではない可能性も十分考えられる。


犯人についてプロファイリングを続けていたタラは、グレンポートヴィレッジ全体が捜査撹乱向きで、犯人はコミュニティ外の人間だと推測する…



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「牧師の過ち」の感想

性犯罪者たちが集まるコミュニティでの犯罪、という設定にまず驚かされました。

そして、コスプレの嗜好を持つ犯人?!


なんかもうわけわからなくなってきますよね。


その中で起きてしまった事件、周りがみんな容疑者に見えるから捜査も大変でしたね^^;


犯罪発生しないようにと住人を管理しまくるサントス牧師も怪しかったし、もしかして警察署の誰かが?!
なんて疑ってみたり^^;


結構犯人以外な人物でびっくりしました。


プロファイリングでも外したところあったし。
もしかして、年齢外すのってクリマイ史上初めてかも?!


前回に続き、今回もタラのキャラに踏み込んだ内容になっていましたね。


少しずつプライベートというか、キャラの奥に踏み込んでいくと、親近感が湧いてきますね。



ロッシがちょっといい味出してたな、と思いましたが、BAUを去ろうか残ろうかと揺れていたタラに対しての、モーガンの言葉が一番良かったかな。


なんか久しぶりにモーガンのキャラが光って嬉しかったです♪



タラ、また選択に悩むね^^;

司法長官は、連邦刑務所に服役しているシリアルキラーたちの包括的な調査の監督・責任者としてタラを指名したことを本人に告げるホッチ。

「おめでとう」と、いつにもなくニコニコ微笑んでるホッチ。
なんかもうタラは絶対このオファーを選ぶ!
と信じ切っているかのようでした。


ところがタラは、BAUでの仕事が好きで、このオファーを取るべきかどうか戸惑います。


ホッチ、少し空気読んで(;・∀・)


タラの悩む姿を見てロッシが自分の経験をもとにアドバイスしましたよね。

それからタラの背中を押したのは、BAUは、辛いことも多いけど、それ以上に被害者を助けるというやりがいのある仕事であるということ。


モーガンの何気ない言葉にはっとさせられましたよね~。


で、でもなんと、最後はホッチが「BAUの仕事と兼任すること」で話をつけ、丸く収めてしまっていたのでした!


なんか、すごい展開でしたね。


あれだけ真剣に悩んでいたのは一体何?!


というくらい、ホッチはやけに陽気だった気がします^^;


まあ何はともあれすべてうまくいって良かったです♪



ロッシが毎年誕生日に刑務所に訪れるのは…

クリマイずっと見ていたらピーンとくるくだりですよね。

そうです、シーズン7第22話「プロファイラー入門」で、ロッシは毎年自分の誕生日になると、イェーツに面会するということがわかります。

今回タラに話していたのはこのことじゃないかと思います。


さすがのロッシも毎年シリアルキラーと話をするのは気が滅入るようですね。

確かに。

普通じゃないというか、会話にならないことも多いですよね、常識合わなすぎて(*_*;



犯罪者で形成されたコミュニティは実在する!

フロリダのパホーキー郊外にある、ミラクルパークは、性犯罪歴のある100人以上が住んでいます。

もともとはプランテーションがあった場所で、かなりの僻地。


フロリダでは、性犯罪歴のある人物の個人情報がネットで公開されていますし
性犯罪歴を持っている場合、学校や公園など、子どもたちが集まる建物から1000フィート(約300メートル)に暮らすことは法律で禁止されているんです。


なので、社会復帰しようと思っても、住居や就職が難しく、そういう人たちを救おうと、マシュー25ミニストリーズ(Matthew25Ministries)というキリスト教系NPOが立ち上がり、ミラクルパークが誕生しました。


このミラクルパークに対して、賛否両論があるようです。


性犯罪者って聞いただけで正直「隣の家に住んでほしくない」って思いますよね。


なので、区別するのはある程度しかたないのでは、と思います。

ただ問題だな、と思うのは小児性愛者であってもなくても、レイプ犯であってもなくても、「性犯罪者」と同じ括りにされてしまうことですね。


性犯罪起こさなければいいだけの話、と簡単に片付けてしまいそうですが、犯罪が起きる過程や理由は複雑なので、簡単にはいかないようです。


犯罪歴のある人をあまりにも強く締め付けだしてしまうと、反発が大きくなって、返って情報非公開になってしまうってことはないかな。そこまでいくと考えすぎでしょうか。、小児性愛者に限る、とか、凶悪なレイプ犯に限るとか、限定したほうがよさそうですね、って異国の事情ですね^^;



一般的に若年層が犯人の場合、、感情任せになったり、忍耐強くなく、脇が甘いというか、証拠隠滅もどこかスキがあるといった特徴がありますが、今回のシリアルキラーは、計画的で忍耐強い面があり、コミュニティ全体をカモフラージュに使うと言った頭の回転の良さがありましたね。


犯人の登場はそんなに長くはありませんでしたが、この点で忘れられないアンサブになりました。



エピソードの初めにかかっていた曲は?

エピソードの初めにかかっていた曲、かなりインパクトあるボーカルだったので、「誰だろ?」って気になりましたよね。


この曲は「This World」で、歌っているのはベルギー生まれの歌手、セラ・スー(Selah Sue)。




自作の曲をMy Spaceに投稿しているうちに、反響を呼び、デビューに至ったということですが、一度聴いたら忘れられない、独特の世界を持った人ですよね~。






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クリミナルマインド11第7話「危険なキャンパス」のあらすじと感想

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産休から復帰したJJに会えるこのエピソード!


今回BAUが捜査するのは、ロッシの娘ジョイが追っている、女子大生連続失踪事件。


新たに行方不明になった女子大生は、同一犯か、それとも?


その謎はホッチたちのプロファイリングが答えてくれる!



さらに、今シーズンの謎「The Dirty Dozen」の意味も明らかに…


クリミナルマインド11第7話「危険なキャンパス(Target Rich)」のあらすじと感想です。






「危険なキャンパス」あらすじ

「The Dirty Dozen(ダーティ・ダズン)」の意味を知るために、服役中の殺し屋、モントーロと面談するモーガン。

モントーロはヒットマングループの一員で、自分の他にも殺し屋がいることを告白、モーガンは関係している人物の名前を書くようにペンとメモを渡す。


モーガンがダーティ・ダズンについて聞くと、モントーロは
「ダーティ・ダズンは”人”ではなく”物”」と答えるが、直後に吐血し、そのまま絶命してしまう。



BAUでは、産休から復帰したJJをメンバーが温かく迎えていた。


モーガンはホッチナーのオフィスで、モントーロがダーティ・ダズンは”物”であると言ったことをホッチナーに報告する。そして、モントーロが看守に毒を盛られ、その看守も車内で射殺体となって発見されたことを知るのだった。



BAUオフィスにジョイがロッシを訪ねてくる。

ジョイは女子大生に対する暴力事件について雑誌に寄稿するため取材を続けていた。
その取材の過程で、過去9年間で4人の女子大生が失踪しているが、それにはパターンがあることに気がついたというのだ。

失踪した女子大生たちは、それぞれイーストコートにある大学から連れ去られ、周囲が気づいたときには時間が経っていて足取りがわからなくなっていたという。


ジョイは、大学のチャットルームに警告を出していたが、今朝バーニ・デサイ(Bahni Desai)という、ジュディ・テンプルカレッジ(Judy Temple College)に通う学生が昨夜失踪したというメッセージが入ったというのだ。


バーニは、部屋に携帯を残しており、失踪後クレジットカードを使った形跡はなかった。


もしかしたら今回の失踪事件は別かも知れないが、関連性もある、バーニを5番目の被害者にしたくないと必死に訴えるジョイのに、ロッシらBAUのメンバーたちは捜査に乗り出すことにする。


過去に起きた4件の失踪事件は、それぞれ違う州で発生しており、犯行の手口も違っていた。

さらに、ガルシアがバーニについて調べると、バーニは自主退学していたことがわかった。


現時点で過去の失踪事件と今回の事件が同一犯によるものかわからない、とロッシはジョイに言う。



バーニの部屋を調べるリードとモーガン。


バーニが自ら失踪する形跡はなかったが、ドレスアップして出かけた可能性がでてきた。


部屋には同じテキストブックが2冊残されており、バーニは外出する直前まで誰かと一緒に勉強していたと推測したモーガンとリードは、テキストブックに書いてあった「パディ・モリス(Paddy Morris)」を訪ねる。


パディはバーニの友人で、バーニを誘い、昨夜パーティに出かけたというのだ。


バーニがはいていたスカートにはポケットがなかったため、バーニは貴重品を持たずに出かけたのだった。


そして、パディが待ち合わせていた友人が遅れてきたため、しびれをきらしたバーニは深夜一人で帰ったという。


監視カメラには、徒歩でひとり帰途につくバーニが映っていたが、そこにはバーニの後をつけようとしている不審な男も映っていた。


その後のカメラにはバーニの姿は映っておらず、男が何かしら関与しているのではないかと見られた。



バーニの足取りをつかむため、同じ道を歩くリードとJJは、バーニの姿が消えたあたりに路地を見つける。

路地を抜けると再び忙しい通りに出るが、路地で襲わずに連れ去った犯人の行動から、前からバーニに目をつけていて、計画的に反抗に及んだ犯人像が浮かび上がる。



ロッシとJJは記者会見を開き、バーニの姉はバーニの無事と、犯人にバーニの解放を訴えた。
さらに、監視カメラに映った男の映像を公開し、情報提供を求めた。


やがて、監視カメラに映っていたのは自分だ、という男が自らBAUに現れる…



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「危険なキャンパス」の感想

今回のエピソードのメインではないですが…


モントーロの最期にはびっくりでした!


モーガンに情報を出し惜しみして、ヒットマンらしくもっと悪どくのさばるかと思ったら…


まったく予想していなかったので、はじめから強烈パンチを食らったような、かなりインパクトありました~。



連続失踪事件とバーニの失踪事件、同一犯?

というのが最大の疑問でしたが、予想通りの結果だったでしょうか。


私は…


ハズレでした~^^;



ずっと同一犯だと思ってました、ジョイが「危ない、逃げて~><」というシチュエーションになるまで。


これが意外でしたね~。


バーニの犯人は、内気で威圧的な父親と二人暮らしで、って、なんか典型的な犯人像で分かりやすかったです。


同情できる部分はあったけど、もう一人の犯人は対象的でしたね。


こっちも典型的と言えば典型的だけど、ヤなやつタイプの犯人ですね^^;



ジョイが久しぶりに登場してロッシの親心が垣間見えたり、JJが産休から復帰、スペンサーのお母さんの具合が良くない、そしてダーティ・ダズンの意味がようやく分かるなど、なんかいろんな情報が満載のエピソードだったと思います!


やっぱりJJいないとね!

JJが産休から復帰しましたが、やっぱりJJいないとね♪


JJ役のA.J.クックは、実際に出産して産休からの復帰ですが、相変わらずのスタイルで、女優魂を感じさせます。


いろいろ大変かもしれませんが、やっぱりJJにはずっとBAUにいてほしいので、戻ってきてくれて本当に感謝です。・゚・(ノ∀`)・゚・。


JJは、2人目の子どもを出差したという設定になっていますが、ご存知の通り、どちらもA.J.クックの子どもたちなんですよね~。


JJのデスクに飾ってあるのは、本当の子どもたちの写真だけど、ドラマながらJJうれしいでしょうね~。


そして、こうやってデスクを飾って明るくしてくれるガルシア、やっぱり優しいな~。


ずっと前にモーガンが昇格して自分のオフィスを持ったときも、デスクの上飾ってましたよね^^
ああ懐かしい~。



ガルシアのサプライズの他にも、スペンサーが百科事典(?)を用意していたり、ロッシが「ウィルのお気に入りのブランド」なるものをJJにプレゼントしましたが、スペンサーのサプライズはわかったけど、ロッシのギフトが何なのか気になりますよね~。


調べてみたけどわからなかったので、なおさら気になる!



ジョイにはそんな過去が…

女子大生連続失踪事件に、仕事以上の情熱を感じたロッシ。

ジョイは、1番目の女子大生と同じ大学に通って顔見知りだったというだけでなく、彼女が失踪する前に、暴漢に襲われたんですね。


かろうじて被害を逃れましたが、その後に事件が発生。

それは自分が被害届も出さず、誰にも言わなかったから起きてしまった、という罪悪感が理由だったようです。


ロッシは、ジョイを襲った犯人は無計画で、連続失踪事件の犯人ではない、と慰めましたが、これがジョイの救いになってくれるといいですね。


今回の事件は、ジョイ抜きでは解決できなかったので、お手柄でした!



ダーティ・ダズンはガルシアだった!

これもび~っくりでしたね。


ダーティ・ダズンが自分だ、ということに気がついたガルシアが真っ先に向かったのはモーガンのオフィス。


自分の苦しい胸の内を一番にモーガンに打ち明けるって、やっぱりガルシアらしい。


ガルシアは、ダーティ・ダズンの調査に、ボットネットを使っていたのですが、そのボットネットをいくつ使っているか何者かが数えていたことに気がつくのです!


ガルシアが使っていたボットネットは12。


だから、ダーティ・ダズン!


誰も自分のことハッキングできないから大丈夫、と思っていたガルシアが、この事実を発見した時、どんんなに背筋が凍りついたことでしょうか。


ガルシアじゃないけど怖いです
(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブル


今のところ、ヒットマンはダーティ・ダズンがガルシアとまではわかっていないものの、クワンティコにいる誰か、というところまで突き止めている可能性があるとか。


エピソード1から続いている謎ですが、少しずつその恐怖は忍び寄っている、といったところですね。


今後のエピソードが(怖いけど)気になる~><




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クリミナルマインド11を相関図でチェック!

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クリミナルマインドシーズン12の第1話が来週放送されますね♪


それに合わせてシーズン11も再放送されているということですが、シーズン11をささ~っと相関図で振り返ってみましょう~。


シーズン11はどんなことがあったかな、とりあえず概要を素早く把握しておきたい、というときの参考にしてくださいね♪


相関図に加えて、レギュラーメンバーに関連したことも簡単にまとめています^^



今更言うことでもないかもしれませんが、多少のネタバレも混ざってますので、シーズン11の内容は知りたくない!
という場合は、これ以上進まないでくださいね。




クリミナルマインド11について

シーズン11のエピソードを参考にしながら相関図を作ってみました。


※クリックで拡大します。
出典



今回はプライベートというよりも、シリアルキラーとの絡みが多かったかもしれませんね。


タラはBAUメンバーですが、レギュラーではないので外してしまいましたが、シーズン11では、シリアルキラーにインタビューするプロぶりを発揮したり、婚約者と破局したり(5話「暗闇のアーティスト」)、22話「嵐」では、かつてインタビューをしたシリアルキラーに再会し、絶体絶命の危機に陥るなど、すっかりBAUメンバーの一員として活躍していましたね。


それから、かつてのBAUメンバーだったエミリーも登場しました(19話「模倣犯」)!


国を股にかけて事件を起こしているシリアルキラーを追ってホッチたちに捜査協力を求めるという設定でしたが、犯人の素顔やエミリーの恋人の存在にちょっとびっくりしましたね^^;



それでは、現在のメインキャストについて、シーズン11を振り返ってみましょう。



ホッチ

このシーズンではやっかいなシリアルキラーに絡まれたという印象の強いホッチ。

ひとりはMr.スクラッチことピーター・ルイス。


巧みな心理操作で犯罪を繰り返す、不気味な存在です。


ルイスが初めて登場したのはシーズン10で、その時ホッチを精神的に追い詰めましたがすんでのところで逮捕され、刑務所に収監されています。


シーズン11では、ホッチを陥れようと、虚偽の証言をし、ホッチは司法省に逮捕されるハメに(22話「嵐」)!


ピーターに加えて、もうひとりの女性シリアルキラー、アントニア・スレイドもホッチに絡んできましたよね。

といっても彼女はホッチ以外のメンバーにもマインド・ゲームを仕掛けてきましたが(21話「悪魔の背骨」)、ホッチ逮捕の要因になった電話の通報にかかわっていました。



モーガン

今シーズンは、モーガンにとってはとても大きな意味を持つシーズンになったと思います。


まず、モーガンの拉致事件!


拉致や拷問に長けたグループに拉致されたモーガン(16話「デレク」)を、全力で探すBAUメンバーたち。

激しい拷問が繰り返される中、モーガンは夢の中で、子供の頃に殉職した父親のハンクを唯一の心の拠り所としてピンチを切り抜け、やっとの思いでモーガンを救出したBAUメンバーたちの活躍が印象的でした。


そしてサバンナが妊娠したことを知ったモーガンは、ついにサバンナにプロポーズ!


これもすごく良かったですよね~。・゚・(ノ∀`)・゚・。



サバンナと結婚し、事件から半年後にBAUに戻ったモーガンですが、再びターゲットにされてしまいます(18話「美しき惨事」)。


モーガンを狙っていた黒幕は、あのジョゼッペ・モントーロの父親というのには意外でしたよね。


そして、父親となり、サバンナや息子の安全を考え、モーガンはBAUを去ることを決めたのです。


モーガンにお別れの言葉をかけるメンバーたちの表情から、ドラマ外でもモーガン(シェマー・ムーア)のことを慕っていたんだな、ということが伝わってきて切なくなりました(T_T)



スペンサー

スペンサーで印象に残るのは、やっぱり暗殺組織のメンバーの一人、キャットとのからみですよね(11話「エントロピー」)。


かなりしたたかで一筋縄ではいかないキャットとのマインドゲームは、かなり手に汗握るものでした。


そして、「デレク」では、モーガン救出に大活躍しましたよね!


もう銃に対して恐怖心はなさそう、といった感じでした。
成長したな、スペンサー。
もうしみじみしますね~。・゚・(ノ∀`)・゚・。



ロッシ

娘ジョイとある事件の捜査をともにしたロッシ(7話「危険なキャンパス」)。

娘のためにと、親心を見せたロッシの表情が印象的でした。



そして、ロッシの娘ジョイの母親で元妻のヘイデンがとうとう登場(20話「内なる輝き」)!


ぎごちない二人のやり取りが微笑ましかったですが、なんとなく復縁しそうな雰囲気ですよね~。


ジョイには孫もいますし、ようやくファミリーを手に入れたロッシ。

このまま幸せになってもらいたいです。


JJ

シーズン11でJJは第2子を出産し、BAU復帰は「危険なキャンパス」からでした。

クリマイ内では、結婚、第1子出産、第2子出産とライフステージを歩んできたJJですが、時の流れを感じますね~。


今シーズンでは子供を2人産んでもいつものJJが、とても印象的です。


また、影となり日向となり、メンバーとともに真摯に捜査に当たるJJの姿は今シーズンも健在です♪



ガルシア

今シーズン、ガルシアは危機一髪の局面を迎えますね。

暗殺組織が探していた「ダーティ・ダズン」がまさかガルシアだったとは(「危険なキャンパス」)。


見の危険を感じてBAUに缶詰状態になるガルシアですが、持ち前のユニークさは変わらず、思わずくすっとなってしまう場面も多くありました。

ホッチに野菜を焼くシーン、大好き(*´∀`*)

そして、結局ガルシアになんら危害が加わらなくてよかったですε-(´∀`*)ホッ


ガルシアのサーチ能力で解決にいたったケースもたくさんありましたね。


自分がダーティ・ダズンと知り、真っ先に打ち明けたのがモーガン。


そしてそのモーガンが去り、この二人のやり取りが見れなくなるのかと思うとやっぱり寂しいですね。




シーズン11を相関図とメインキャストで振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか?


シーズン最後のエピソードでは、シリアルキラー13人が脱獄したという知らせで幕を閉じましたが、シーズン12ではこの結果が気になりますよね。



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